守ってあげたい 第二章
第二部より立海大が登場。
ある日、校門の前に目立つ二人連れを見た。それは、在る夢を見る引き金だった。
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43話 | 繋いだ掌がとても、温かくて幸せで泣きたいくらいの思いを私は抱えていた。 | 2006.03.07 |
44話 | 優しく微笑んだその瞳が私を拒絶している。 | 2006.03.10 |
45話 | 自分で自分に嫉妬するそんな馬鹿げた事態に、乾いた微笑みが滲む。 | 2006.03.11 |
46話 | だが、ある日突然彼女は消えた。 | 2006.03.16 |
47話 | 眼鏡ごしに忍足の澄んだ瞳に見つめらて、今更ながらに鼓動がドキリと跳ねた。 | 2006.03.19 |
48話 | 「答えられないなら、ニセモノが実はホンモノだったりするんじゃない?」 | 2006.03.21 |
49話 | そんな日々の中、1通のメールが着信した。 | 2006.03.26 |
50話 | 忍足の気持ちなら、同じ女を愛したもの同士分かりすぎるほど分かっていた。 | 2006.03.28 |
51話 | 「理由なんてありゃせん。あえて言うなら、男の勘じゃのう」 | 2006.03.31 |
52話 | 一息ついて、仁王を見ると私のすぐ側に来て居てとても優しい瞳で私を見ていた。 | 2006.04.06 |
53話 | 振り返るとそこには食えない笑みを浮かべた仁王が居た。 | 2006.04.09 |
54話 | 幸村は私の謝罪の言葉を聞いて、はじめて私の顔を見たかのように目を見開いた。 | 2006.04.15 |
55話 | 「幸村にとって本当に側に居て欲しいのは、“私”じゃないだろうけど。マガイ者でも居ないよりマシよね」 | 2006.04.23 |
56話 | 思わず自分の顔を掌で撫でる。笑っている自覚はあったけど、苦しそうな顔をしたつもりは無かった。 | 2006.04.23 |
57話 |
撮影を終え、友達と別れた少女がふっと桜を見上げ一つ深いため息を吐いた。 |
2006.06.13 |
58話 | そんな私の言葉が切原の琴線に触れたのか、急に切原は激昂した。 | 2006.06.27 |
59話 | こうやって、積み重なっていく嘘が色んなモノを見えにくくさせていった。 | 2007.09.22 |
60話 | 私に向けられる、その何もかもが、こっちの世界の“彼女”のモノだった。 | 2007.10.26 |
61話 | 「……。幸村は優しいね」残酷な程に。 | 2008.02.15 |
62話 | そう言って、やんわりと微笑めばあっさりと親は騙されてくれた。 | 2011.03.24 |
63話 | 終わってないよ。もう一度、夏は来る。 | 2011.04.03 |