三丁目署の名物刑事・盃珠、お色気いっぱいふりまいて、難事・珍事に立ち向かう! あいかわらず出世狂いの署長、今度は激写カメラマンを目指す!? さらには署長バッヂを売り歩く!? 一体どこまで行き着いてしまうのか、笑いと人情満載のアクション・コメディー完結編!それは不気味な、まるで地獄の底から聞こえてくるような笛の音とともに現われる灰色の馬車……。
昔話に語られた灰色の馬車の歴史が現代に受け継がれ、週1度金曜に不良少年を狩り集める灰色馬車と呼ばれるワゴン車があった。
そうして集められた不良たちが連れられて行くのは、非行少年艦『海の檻』――それは収容人員300人、出航時の3分の1は訓練と体罰により、その命を海の底へ沈めるという海上の少年院だった!!自称モナコ公国の王子・四葉真記ことマックは、彼を王子だと認めない反対派の罠により、殺人の罪を負わされ、非行艦に連れて来られていた。
乗船してすぐに院内のDブロック長になったマックは、院生の幹部たちに脱走計画を持ちかけられたが、ちょうどその時船倉が爆発炎上し、その容疑がなんとマックにかけらてしまった! 心やさしい少年マックを通じて、真の勇気とは何かを問う!!月に一度、非行艦の艦内を暴風のように暴れまわり、指導官たちをネズミのように殺していく、バイクに乗った謎の人物がいた。
院生たちが『ヌシ』と呼ぶ、そのバイクが消えた辺りにいたマックを指導官長はヌシの正体だと睨んだ。
そこで小学生の小次郎を使ってヌシを炙り出そうと、残酷なリンチにかける。
そして、まんまと現われたヌシ! だが結局逃げられてしまい、『ざんげ島』で罠を仕掛けることにした!!ざんげ島で非行艦からの脱走を図ったマック、トコヤ、死田の3人は、指導官たちに激しく追撃されていた! 武装ヘリの射撃を受けて、乗っていたトラックが横転。
マックは左腕を骨折し、死田は足を鉄柱に挟まれて身動きすることもできなくなっていた。
刻一刻と近づく危機……。
そこでマックは、折れた左腕に縄で大口径のマシンガンを縛りつけ迎撃したのだ! 続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60012084