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2009.01.18 考察:カメラと被写体の動きに関する話

ファイル 77-1.jpg

ムービーを作っていて、またしても発見があったのでメモ。
カメラと被写体の動きに関する話。


どうも色々と試してみて、カメラの動き・タイミングと被写体の
動き・タイミングが被ってしまうと面白い演出にならないようです。
例えば男の子が歩いているカットがあるとして、それと
同じタイミング・速度でカメラを追わせてしまうと、なんだか
すごく白けた画になってしまう。

今の今までずっとそれをやっていて、何故だか全然ピンと
こなかったんだけど。
たまたま街のシーンに入る導入のムービーで、
カメラが街を見上げているカットだけは割とうまくいっていて
他のカットとの違いって何なんだろって考えていて、
ようやく上のことにたどり着きました。

例えば、クレしんの大人帝国のラストで、しんちゃんが
タワーを駆け上がる長回しのシーンが僕は好きなんだけど、
あれも同じ理屈で、カメラとしんちゃんがずっと同じ速度・位置で
捉えていて、しんちゃんを固定で動かしてしまうと全然面白くならない。
実写映画とかだと実際役者とカメラマンは全然別の人が
行っているわけだし、そういうのはあまり意識しないのかもしれないけど
アニメの場合はアニメーターがタイミングを全て管理できてしまうので
それを意識して動かさないと、全く同じ動きになってしまう…。

で、それを改善するにはどうしたらいいかというと。
基本的には被写体を動かすときは被写体を動かす、
カメラを動かしたいときだけカメラを動かす、といったように
動きを分けて考える。
で、同一カットのなかでどうしても二つ必要な場合は、
それらをうまくずらして動かせるポイントを見つける。
こんなところかな。

今週はムービールーチンの処理が少しおかしかったので、
それを直すのに苦戦していたんだけど、それを直す甲斐が
少しはあったのかなと思います。
でもやっぱりローポリ3Dだからかムービーがまだまだ固い…。
もっと勉強する必要がありそう。
というか、これを今まで理解せずに昔アニメーションを
作ってた自分が恥ずかしいです。