ようやくある程度背景が修復できてきました。
そういえば、最近は少しばかりUDKやUnityに興味があったのですが、
どうやら非公式ですがUnityのドキュメント日本語化が進められてるようです。
個人的にはUnityはPCゲームとしてというよりWeb3DやiPhoneのような
ポータブルゲーム制作の主流になりそうかもと、少し期待してたりします。
それで、以下少しWeb3Dについての考察語り。
Web3Dは過去10数年間構想されてきたそうですが、転送速度や
スペックの都合もあって今まで全く普及までに至らなかったらしいんですよね。。
今ではようやく3Dビュワーとしてぼちぼち使われてますけど。
Flashのようにゲーム感覚で扱いたい場合どうしてもGPUに
データを転送することが不可欠になってくるんです。
最近ようやく3DビュワーとしてFlashベースのPV3DやAway3Dが
注目されはじめて、PV3Dの書籍もようやく1冊出始めましたが。
現状Flashはどんな環境にも対応できるようにGPUに
データ転送できないようになっていて、O3DやUnityと比べて
かなり処理が重いんですよ。。これが。
しかもビュワーとしても問題があって、バッファを使用していないため
Zバッファ描画ではなくZソート描画なので、ポリゴンのちらつきが
発生してしまうんです。これはCGのポリゴン投稿で問題になってるやつです。
じゃあ何でO3DやUnityが普及しないんだろと、今日は少し
考えてみたところ。。結局のところ現状、Flashとの連携が如何に
とれているかがWeb3Dの鍵なのではないかなと思いました。
ほとんどの大手サイトは環境に依存しないWebデザインにするように
Flashでデザインすることが多いですが、O3DやUnityは
OSやブラウザ・GPUの環境によっては導入できなかったりする訳です。
プラグインの導入が面倒臭いってデメリットもあります。
なので、FlashがGPUを扱えるようになってWeb3DがFlashと連携を
とる事ができるようになれば、Web3Dが普及するんじゃないかと。
実際、PhotoshopなんかのAdobe製品は最新のWindowsに
合わせてDirectXを使用して描画するようになっているそうですが。
Flashもそうなってくる日が近いんじゃないかなと、そう思ってます。
個人的にはO3Dが普及してほしいけど。全く普及する見込みないなあ苦笑。