近頃HTML5界隈で注目を寄せている(?)CanvasとWebGLという代物。自分のサイト
にも導入したいなあと思いつつも、実際は対応ブラウザが少ない状況ということで保留に
していました。「Canvasだったらexcanvas.jsでエミュレートできるけどWebGLだと無理
だし。実際に普及するのは2~3年後くらいだろうな。」と思ってましたが、調べてみると
なんとあるんですねこれが。
JebGLというちょっと名前をもじっただけのネーミングですが苦笑。Javascript+Javaで
WebGLをエミュレートしているみたいです。…す、すげぇ。。
内部的にはJavaからOpenGLを使用するJOGLを使用しているということだったので、
「え?それだと別途インストールがいるんじゃないの?」と思いましたが、必要なJarやJNLP
ファイルをサーバーに設置すれば別途インストールがいらないことが分かりました(おそらく
Minecraft当たりもこの辺の手法を使ってるんだろうなと邪推してみたり)。
ちなみにJebGLはまだ開発途中といった段階なので、FPSを下げて描画してもクリア処理
だけは60FPS分更新するために画面がちらつくといったRedrawバグが発生していたり、
自分の環境ではJarディレクトリをデフォルトURL以外に設定すると正常に動作しない問題
が発生したりしましたが。プラグイン等のインストール無しでお手軽に触れるのがWeb3D
の何よりの強みだと思うので、JebGLには今後期待したいところです。
とりあえず、現段階でもWebGLの機能はほとんどカバーできていることが分かったので
CGSNSのような3Dビューアのちらつきが起こらない版を作ろうかなと考え中です。