第4回 勝手にドラえもん小説祭
〜何があっても、自分のままで〜
結果発表!
第四回大会は、これまでにない壮絶な戦いでした。
現在の作品 4月1日 夜10時30分時点
1.目的
みんなにドラえもん小説を書く自己満足楽しみを味わってもらいたい!
というために開催しました。
今回はじおすも参加します。……これが最後の大会となるかもしれないからです。
たくさんの参加者をお待ちしています。
2.規約
そんなことする人はいないと思いますが念のため。
絶対に他人の作品を侮辱・誹謗中傷をしないで下さい。
3.期間
小説祭の期間はから2007年12月1日から2008年の3月……頃まで。
状況によって、変化するので更新されたらしっかり目を通して下さい。
作品投稿期間 07 12/1 〜 08 3/29
審査&投票期間 08 2/3 〜 3/29
結果発表 08 3/30
4.作品について
今回は、部門制です。
既成作品部門 | 新規作品部門 |
スネ夫の小説館の中で連載している、 もしくは1話で完結した読みきり作品を、 審査します。 この部門のメリットは、新作を書かなくても 大会に参加できることです。 |
新たに作品を書いて、出展するものです。 今までどおりに新作を書いて勝負したい人 におすすめです。 今回は、完結しなくても評価しますよ。 |
色々変更してすまんです。
尚、両部門に参加することは可能ですが、責任のもてる方に限ります。
5.審査方法&投票方法
今回の審査方法も、投票制とスネ夫の辛口評価で合計します。
部門別ですが、投票は同じです。
2008年の2月3日から3月29日まで投票&感想を交換しあいます。
今回は、お一人様3票を投じる権利を持っています。
票の使い方
1.3つの作品に、一票ずつ投票する。
2.1つの作品のみに投票する。その場合は、1つだけの作品に投票。
3票全て棄権しないようにしましょう。
ちなみに一票→10ポイントとします。では十票は?100ポイントです。
お一人様最大30ポイントを投票できます。
スネ夫の辛口評価とは、スネ夫が100点満点で、出展作品を評価させていただきます。
例 70点→70ポイント
一人一人の点数は、結果発表の時に同時に発表!
上にあるように、この二つを合計して最終獲得ポイントを割り出します。
グランプリは最終獲得ポイントが一番多かった人、準グランプリは二番目に多かった人とします。
他に、『管理人特別賞』もあり、点数には関係ありません。
そして、最後の大会になる恐れがあるのでたくさんの賞があります。
6.投稿と投票について
下の投稿フォームから送っても結構ですし、小説投稿掲示板で書いても結構です。
掲載は、投稿されて一週間以内が目安としています。それ以上かかれば、苦情を申してください。
投票する前に、5をご覧下さい。投票結果は、3月30日に発表予定です。
7.質問について
既成作品の人は、ゲストブックの小説祭用スレッドに、
出品する作品をはっきり明記して申し込んでください。
小説祭作品投票フォーム
骨川スネ夫(以下スネ)「それでは、地味に最後の小説祭の結果発表をするよ」
出木杉英才(以下出木杉)「いよいよですねえ、僕、実を言うと楽しみだったりします」
スネ「今回は、完結させなくてもOKだったので、甘く評価してあるよ」
出木杉「それは良かったですねえ」
スネ「ウソだよウソ、まあ第3回よりは甘くて、第2回よりは厳しくないって感じかな」
出木杉「それでは、既成部門作品から行きましょう!」
既成部門作品
第5位 ジャッジメント 20点(票数0 評価20)
ジャッジメント | 全二話 | バイオレンス |
スネ「全体的なまとまりに欠けている。
設定があるなら補足しても構わないが、あまりにも分からない事が多すぎる。
ただし、第3回と比べて、倒置法がきちんと使われていた。
作品の質としては、万物最強決定戦の方が上である」
第4位 ドラえもん のび太のエイリアン 25点(票数0 評価25)
ドラえもん のび太のエイリアン |
現在8話 | アクション |
スネ「オリジナルキャラクターが少ないだけに、世界観はすぐに読み取れた。
ただ、文章力はまだまだ。これからは、物事を比喩表現で一文ずつ書いていく練習や、
主語や述語の確認をしていきながら書いていくと良い。
アイデアはある。勢いも大切なのだ」
第3位 真・万物最強決定戦 40点(票数0 評価40)
スネ「……ネタとしか言いようが無い。
キャラの募集が長すぎたせいか、ストーリーが皆無という本末転倒な展開に残念。
だが、ギャグであそこまで繋げるとは考えられなかった。
正直、ストーリーにしか固執していなかったゼクロス・アークウィンドの意外な一面が見えた。
はっきり言って、「ジャッジメント」よりもこちらの方が文章力は上。
ただし、ネタはやはり急繕いのもので、分からないものもあった。
自信を持って、新境地も考えてみてはどうだろうか」
第2位 ドラえもん危機 85点(票数0 評価85)
スネ「ストーリーはどこかで見たことがあるが、少し違う。
有名な漫画のキャラクターが多数集結しており、興味深かった。
現在のアニメや漫画に対する規制の法案……の風刺をこめた、ということ。
敵をあえて強大に作り、また会議内でも分裂を作ることによって、戦争の前という感じがひしひしと伝わってくる。
ただ、味方陣営の描写が多かった。
敵からの視点で、なぜ弾圧するのか、という深い理由までが無かったのが残念。
文章力はある。 視点を変えていく目をつくることができれば……」
第1位 石版 110点(票数20 評価90)
作品名 | 作者名 | 話数 | ジャンル |
石版 第一幕 | 文矢さん | 6話まで | シリアス |
石版 第一幕 | 文矢さん | 全8話 | シリアス |
石版 第二幕 | 文矢さん | 幕間まで | シリアス |
石版 第三幕 | 文矢さん | 五話まで | シリアス |
石版 第三幕 | 文矢さん | 全七話 | シリアス |
石版 第四幕 | 文矢さん | 八話まで | シリアス |
スネ「はっきり言おう。これが1位でないはずがない、と。
ストーリーは精密で、キャラクターも個性的。彼らの考えまで分かる。
ただし、戦闘シーンではもう少し状況を分かりやすく整理すれば、なお良かった。
突然、途中でキャラクターが消えることもあった。
少しずつ弱点を埋めていくことが、本格的なストーリーの作成に繋がる。
ただ、おめでとう」
コメント
文矢さんの石版はどれも程よい長さで読みやすく表現も 上手いと思ったので選びました。 |
どらEMONさん |
新作部門作品
第10位 72時間後…… 15点(票数0 評価15)
72時間後…… | nupanさん | 現在プロローグ | サスペンスホラー |
スネ「完結していないだけでも惜しい。
始まり方はとてもよかった。 ただし、それではやはりこの位置にしかない。
会話に、妙な違和感を感じる。もう少し、不自然にならない話し言葉を添えよう」
第10位 チャット物語外伝 ドラえもんとコラボ計画!〜のび太の中学校体験入学〜
25点(票数0 評価15)
チャット物語外伝 ドラえもんとコラボ計画! 〜のび太の中学校体験入学〜 |
便伍さん | 読みきり | チャット? |
スネ「チャット式、しかしそれはやはりこういうものなのだろう……。
人名の後にセリフをおく。 ギャグなので、それは許容範囲である。
ドラえもんとのび太が登場し、オリジナルキャラクターの健児と明がチャット……?
まず、主語と述語をはっきりさせなければ、面白い作品でも読む気をなくしてしまう。
基本的な文法を見直すことから始めた方がいいかもしれない。
そして、どこでもドアの『パラレル設定』。これは、仕掛けとしては面白いが、そのままである。
そもそも、そんな機能はついていない。これは、ドラえもん小説というだけで残念である」
第9位 ジャッジメント Jenoside
Stage
「ディセプティコン・オブ・ダブルフェイス<二つの顔を持つ反逆者>」
35点(票数0 評価35)
ジャッジメント Jenoside
Stage 「ディセプティコン・オブ・ダブルフェイス <二つの顔を持つ反逆者>」 |
ゼクロス・アーク ウィンドさん |
3話完結 | バイオレンス |
スネ「描写はとてもよくなっている。 ただし、徹底的な悪に対するこだわりが問題。
読む方から見れば、偽善者がいい奴に見えてしまい、逆に正義の味方が悪にみえることにもなりかねない。
なので極力、殺すシーンは丁寧に描くべき」
第7位 WHATS NAME? 45点(票数0 評価45)
WHATS NAME? | 沖田さん | 読みきり | ショートショート |
スネ「謎かけ形式で、立派なショート作品として成立していた。
しかし、クイズの答えが人によって変わることがある。
そのために、誤解の無いように問題の文でもしっかりと人物の動作を書く必要がある。
これからは、一つのテーマに絞ると、ショートショートも作りやすい。
第7位 人間っていいな 45点(票数10 評価35)
人間っていいな | スターダストでいこうさん | 現在3話 | シリアス |
スネ「人物の動き、語り、共に丁寧に書いていた。
ただし、心情などは少し急ぎ足な感じがしたのは拭いきれない。
これからは、行動の後に『行動の動機』を少しずつ入れていくことが必要」
第6位 練馬は眼鏡の災厄に 50点(票数10 評価40)
練馬は眼鏡の災厄に | どらEMONさん | 現在5話 | ギャグ? |
スネ「ギャグで、鮮烈なめがね戦争を書いた。正直、ギャグでここまで笑わなかったものはない。
しかし、ギャグと考えなければとても読みやすい。
のび太のめがねからここまでのストーリーを展開するのはすごい。
しかし、分からないネタをもう少し削る必要もあることを忘れるな」
コメント
暴力的つうか猟奇的シーンが結構正確に描かれていて好きです。 俺は暴力や猟奇が好きなので敵を惨殺するシーンとか いっぱい入れていってほしいですな |
ゼクロス・アークウィンドさん |
第5位 銅鑼黄門 55点(票数20 評価35)
銅鑼黄門 | すずらんさん | 三話完結 | ギャグストーリー |
スネ「これが最後と思うと、哀しい。 急ぎ足のうえ、話も夢オチという衝撃の結末。
ただし、ギャグクイーンというだけあり、笑いのツボはちりばめられている。
他の漫画のキャラクターも、分かりやすいものだった。元ネタに関しては問題は無かった。
しかし、やはりもう少し展開が欲しかったというのは否めない。
このままでは、のび太がただの可哀想な男子にしか見えない。
これからも、その天性のアンテナと文章力を失わないで欲しい」
コメント
まだ途中だけど面白いです。 | チェリーさん |
第4位 互換 60点(票数10 評価50)
互換 | じおす | 読みきり | シリアス |
スネ「これに関しては、文矢さんの感想を参照するものとする。
http://tree.ziyu.net/index.cgi?no=165&id=monya4&reno=164&oya=163&mode=msgview&page=0
のび太の心情を、正しく説明する必要があった。以上」
第3位 ミッション・イン・ジャパン【2人の姫君】 70点(票数0 評価70)
ミッション・イン・ジャパン【2人の姫君】 | アルタさん | 10話完結 | アクション |
スネ「WPの活躍が、テンポよく書かれていた。ただ、やはり最後は急ぎ足になっていた。
敵がもう少し強くても良いと思った。
ほとんど言う事は無いが、突然語尾が変わることがあるので注意」
第1位 BATTLE DOYALE Dream
of start of nightmare
80点(票数10 評価70)
BATTLE DOYALE Dream of start of nightmare | 名無しさん | 暫定4話まで | パニックスリラー |
BATTLE DOYALE Dream of start of nightmare | 名無しさん | 暫定9話まで | 上と同じ |
BATTLE DOYALE Dream of start of nightmare | 名無しさん | 暫定13話まで | 上と同じ |
BATTLE DOYALE Dream of start of nightmare | 名無しさん | 現在19話 | 上と同じ |
スネ「ここまで行くのは、相当なものがあったと思う。
しかし、文章力でここまで壮絶な戦いを書くのは一苦労。それをこなしているのですごい。
ただ、やはりなぜこの戦いが起こったのか、そこを補強すべき必要がある。
また、敵側の心情を書けば、さらに物語が深くなるはず」
コメント
やはり前回と同じくおもしろいな、と。 ストーリーも場面転換が多くて飽きないし (人によっては読みづらいかもしれませんが)かなり好きな作品。 |
けめ吉さん |
名無しさんのBATTLE DOYALE Dream of start of
nightmareは バトルロワイヤルの緊張感が味わえて良かったです。そして キャラ別の物語があって良いと思ったので選びました。 |
どらEMONさん |
第1位 お天気ボックス 80点(票数0 評価80)
スネ「お天気ボックスによる一騒動の話。なんでもないようなことが、誇張化されいて驚いた。
人間の汚さやきれいなところを綺麗に書ききっていた」
総合ランキング
グランプリ 文矢さん
準グランプリ ミサイル研究所さん 名無しさん
アイデアが豊富で賞 ゼクロス・アークウィンドさん アルタさん
大型新人賞 沖田さん 太郎さん
ストレートで賞 nupanさん ミサイル研究所さん
お疲れさまで賞 すずらんさん スターダストでいこうさん
破壊力が凄かったで賞 どらEMONさん
見習いま賞 便伍さん
講評
どの作品も、熱意が感じられた。しかし、やはり最低限の文章力を身につける必要がある。
主語と述語が大切。そして、少しずつ修飾語をつけていく。
基本的なことをするのは、面白い小説を書くことにも繋がる。
自分の武器を作り、文章力も味方につけるとさらにドラえもん小説を深くしていくことになるだろう。
出木杉「今回で最後の小説祭でした! みんなの栄光に乾杯!」
スネ「ハハハ! 慰め会をすぐにでもやるべきだね!」
出木杉「スネ夫君……(泣 それでは、皆さんまたこの会場で会いましょう!」
スネ「だから、終わりだって言ってるじゃない」
出木杉「あ……(泣」
参加してくださったみなさん、投票してくださったみなさん、
ドラえもん小説を書く機会を与えてくださったドラえもん大型サイト様、
サーバーのぶっとびねっと様、チャットレンタルのナスカ様、
本当にありがとうございました!