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Pascale Fonteneau

パスカル・フォントノー
 〔1963 -〕

     【活動叢書】セリ・ノワール
ル・プルプ スュイット・ノワール

【略歴】
1963年ブルターニュ地方のフジェール生まれ。ドイツ人(母)とフランス人(父)のハーフ。ベルギーに引っ越してからブリュッセルを拠点にしています。プイの仲立ちを経て、90年代初頭に発足したばかりの第3期セリ・ノワールに参入。スイユ社発のオベールやマノッティと並び、後の女性ノワール作家隆盛の先駆けとなっていきます。  
当初はセリ・ノワールとバレンヌ社を掛け持ち。連作叢書ル・プルプにも寄稿。脇役だった女性ヘアデザイナーを主人公にした別シリーズ「シェリル」を提案したのもフォントノーでした。ユーモア系作家にカテゴライズされることもありますが筆致はむしろ温もりを重視した主婦感覚の人肌ノワール。マノッティ等と比べ地味な世界のためやや評価が遅れた感もあります。
新世紀になってからはベルギー出版社からの小品が続き一旦は表舞台から姿を消します。復活作となったのは06年『栄光の日』。シャンゼリゼ書房から旧作再刊も始まっています。

【諸データ】
 
[...] 裏に何が隠れているの?裏側はどう動いているの?裏の生活ってどんな感じ?背後で起こっているのは何?裏側で生きている人ってどんな人たち?
パスカル・フォントノー&オリヴィエ・バレズ
共作漫画『死角』発表(2007年)に伴う
プロモーション用クロスインタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=GJrwedmqDSY&fmt=22

インタビュアー:ブリュッセル在住のうら若き一女性がセリ・ノワール作家になった経緯を教えてください。
            ----------
パスカル・フォントノー:ずっと昔からね、本当に子供の頃から”物事の背後に隠れている何か”を見つけ出すのが好きだったの。物語を考え始めるのはそこからすぐだったな。父の書斎にはセリ・ノワ−ル作品が沢山並んでいて、こういった文学にアクセスしやすかったこともあるし。手始めは掌編、短編から。幾つかは813誌やポラール、ヌーヴェル・ニュイといった雑誌に掲載されたのね。後は新聞、ル・ソワール紙やリベラシオン紙。大学のFM局でミステリーの紹介欄を任されることになって。色々なことが動き始めたのはそこからかな。でも言う通り。セリ・ノワール参入の仕方として、私の場合特別だったと思うのよ。仏サン・ナゼール市行われているミステリー専門の文学フェスが全てのきっかけだった。
            ----------
インタビュアー:デビュー長編の話ですか?
            ----------
パスカル・フォントノー:そう。本当に初めての長編小説、『災いの天使』。有名なサン・ナゼール市のフェスティヴァルに招待されたんだけどあれは嬉しかったな。紙でしか知らなかった作家と隣り合わせになったんだもの。一緒にお喋りしたりね。J-B・プイとも初めて会った。三面記事で思いついたネタを話してくれたのが彼。話の流れで「長編に引き伸ばしてみたら。セリ・ノワールに持ちこめばいいよ」。そう言ってくれたのがプイだったのよ。 
 
 「ポラール・ノワール〔Polar Noir〕」
オンライン・インタビュー(2000年)
URL: http://www.geocities.com/polarnoir/pfinterv.htm

【長編小説】

災いの天使

パスカル・フォントノー著


[初版] 1992年
ガリマール社 (パリ)
叢書 セリ・ノワール 2294番

Confidences sur l'escalier / Pascale Fonteneau
-Paris : Editions Gallimard.
-(Série Noire; 2294).
-184p. -12 × 18cm. -1992.


刃の状態

パスカル・フォントノー著


[初版] 1993年
ガリマール社 (パリ)
叢書 セリ・ノワール 2325番

Etats de lame / Pascale Fonteneau
-Paris : Editions Gallimard. -(Série Noire; 2325).
-156p. -12 × 18cm. -1993.


デレイケさん家の迷子の子

パスカル・フォントノー著


[初版] 1995年
ガリマール社 (パリ)
叢書 セリ・ノワール 2374番

Les Fils perdus de Sylvie Derijke
/ Pascale Fonteneau
-Paris : Editions Gallimard.
-(Série Noire; 2374).
-221p. -12 × 18cm. -1995.


道に呪われし者

パスカル・フォントノー著


[初版] 1996年
バレンヌ社 (パリ)
叢書ル・プルプ〔シェリル〕 27番

Les Damnés de L'artère / Pascale Fonteneau
-Paris : Editions de la Baleine.
-(Le Poulpe; 27).
-132p. -11 × 18cm. -1996.


オットー

パスカル・フォントノー著


[初版] 1997年
ガリマール社 (パリ)
叢書 セリ・ノワール 2458番

Otto / Pascale Fonteneau
-Paris : Editions Gallimard. -(Série Noire; 2458).
-207p. -12 × 18cm. -1997.


混沌の力

パスカル・フォントノー著


[初版] 1997年
バレンヌ社 (パリ)
叢書アンスタンタネ・ドゥ・ポラール 77番

La Puissance du désordre / Pascale Fonteneau
-Paris : Editions de la Baleine.
-(Instantané de Polar ; 77).
-11 × 18cm. -1996.


小さな兵隊とその虚栄

パスカル・フォントノー著


[初版] 2000年
ガリマール社 (パリ)
叢書 セリ・ノワール 2579番

Vanité des pions / Pascale Fonteneau
-Paris : Editions Gallimard.
-(Série Noire; 2579).
-212p. -12 × 18cm. -2000.


私を信じて

パスカル・フォントノー著


[初版] 2005年
ラボール社 (ブリュッセル)
叢書エスパス・ノール

Crois-Moi / Pascale Fonteneau
-Bruxelles. : Editions Labor.
-(Espace Nord).
-195p. -14 × 21cm. -2005.


栄光の日

パスカル・フォントノー著


[初版] 2006年
マスク社 (パリ)

Jour de gloire / Pascale Fonteneau
-Paris : Editions du Masque -(Grand Format).
-212p. -13 × 21cm. -2006.


不慮

パスカル・フォントノー著


[初版] 2007年
マスク社 (パリ)

Contretemps / Pascale Fonteneau
-Paris : Editions du Masque.
-(Grand Format).
-172p. -13 × 21cm. -2007.


【短編・短編集・中編】

マルベック

パスカル・フォントノー著


[初版] 1998年
バレンヌ社 (パリ)
叢書「旅とミステリー」

Maelbeek / Pascale Fonteneau
-Paris: Editions de la Baleine.
-(Tourisme et polar).
-32p. -12 × 18cm. -2998.


何て奇妙なこの感じ

パスカル・フォントノー著


[初版] 2000年
リーニュ・ノワール社 (パリ)

Curieux Sentiments / Pascale Fonteneau
-Paris: Editions Lignes Noires.
-142p. -13 × 19cm. -2000.


TGV

パスカル・フォントノー著


[初版] 2003年
大鏡出版社 (ブリュッセル)
叢書「小文学」

TGV / Pascale Fonteneau
-Bruxelles: Editions Le Grand Miroir.
-(La Petite Littérature).
-59p. -11 × 15cm. -2003.


1275畝(アール)

パスカル・フォントノー著


[初版] 2008年
ラ・ブランシュ社 (パリ)
叢書スュイット・ノワール 19番

1275 Ares / Pascale Fonteneau
-Paris : Editions La Branche.
-(Suite Noire; 19).
-90p. -13 × 19cm. -2008.


【児童文学】

ルネ君はどこへ行ったの?

パスカル・フォントノー著


[初版] 2003年
ルネサンス・デュ・リーヴル社 (トゥルネ)

Où est passé René ? / Pascale Fonteneau.
-Tournai : Editions La Renaissance du Livre.
-29p. -20 × 26cm. -2003.


大杉女

パスカル・フォントノー著


[初版] 2006年
ルネサンス・デュ・リーヴル社 (トゥルネ)

Trop, C'est Trop ! / Pascale Fonteneau
-Tournai : Editions La Renaissance du Livre.
-29p. -20 × 26cm. -2006.


【コラボレーション作品】

死角

パスカル・フォントノー(原作)&
オリヴィエ・バレズ(画)共著


[初版] 2007年
キャステルマン社(パリ)
叢書KSTR

Angle mort /
[texte] P. Fonteneau & [illustrations] O.Balez
-Paris : Editions Casterman. -(KSTR).
-101p. -17 × 25cm. -2007.

 

【最終更新】 2009-06-11
Photo : "Un Témoin dans la ville" / Edouard Molinaro, 1959
] Noirs [ - フランスのもう一つの文学 by Luj, 2008 - 2010