どんな病気? 病気の概要■ 普段体内にいる菌が起こす炎症ですクラミジア、淋菌、トリコモナス、カンジダなどの特別の菌が原因ではなく、普段体内にいる菌が膣内で過剰に繁殖し、炎症を起こす病気です。 ■ セックスパートナーが多い人は注意!セックスパートナーの多い人がかかりやすいとの報告もあります。ただし、月経時や病気をした時など、免疫力が落ちた時にも起きやすく、STD(性感染症)とは決め付けられません。 ■ 無症状が多いけど実は危険約半数が無症状ですが、妊娠している女性は治療が必要です。流産や早産の原因とも言われています。 どんな症状がでるの? 病気の症状膣の炎症なので、女性だけの病気です。 主な症状
量は少なく、色は灰色でさらっとしています。悪臭をともなう場合もあります。しかし、約半数の人は症状を感じません。 通常、健康な人の膣の中は強い酸性ですが、免疫力が落ちたり、膣内の洗いすぎなどで膣の中のPH(ペーハー)バランスが崩れ、細菌が繁殖しやすくなります。 ■妊娠している女性は要注意!細菌性膣症にかかっていると、流産や早産の危険性が高まります。絨網膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)が起こり、子宮口が柔らかくなり開いてきて、その結果早産になるといわれています。24〜37週に早産する率は2.8倍、特に16週以内だと5.5倍高くなるとの報告があります。 |
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