どんな病気? 病気の概要■ ひと昔前は恐ろしい性感染症(性病)として有名治療薬ペニシリンが発見されるまでは、不治の病として恐れられていました。今は早期治療すれば完治します。 ■ 感染者の数は減少現在では感染者数は減少し、全性感染症感染者数の1%以下といわれています。平成14年の感染者数報告では575例です。 ■ 3週間、3ヶ月、3年感染すると症状が、3週間後、3ヶ月後、3年後と変わっていきます。 ■ 性行為により感染します主にセックス、アナルセックス、フェラチオなどにより感染します。皮ふや粘膜の小さな傷から梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum subsp.pallidum)という病原菌が侵入し、血液中に入って全身に広がります。先天梅毒といわれる母子感染は、胎児に感染する前に治療が行われることにより、現在では感染するケースはほとんどありません。 どんな症状がでるの? 病気の症状皮ふや粘膜の小さな傷から病原菌が侵入して感染し、血液中に入って全身に広がります。男性女性ともに症状は同じで、症状は4期に分かれます。 症状が出ていなくても検査をすると陽性になる、無症状梅毒は治療が必要な場合と必要のない場合があります。咽頭(のど)へは、オーラルセックスで感染する可能性があります。
これらの症状は、放置しておくと2〜3週間で消えます。 ※病原菌が血液に入り、全身に広がります。
これらの症状は、3ヶ月から3年続き、自然に消えます。その後しばらく、無症状が続きます。 ※現在ではほとんど見られません。
※現在ではほとんど見られません。 心臓、血管、神経、目などに重い障害が出ます。 |
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