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Julia Benech

ジュリア・ベネシュ
 〔1942 - 〕

     【活動叢書】オール・ノワール
url : http://www.juliabenech.net/

【略歴】
1942年アリエージュ生まれ。一旦アフリカに移住後フランスに戻ってきています。96〜97年にサン・ナゼール市の文学フェスで発表した短編2つが話題を呼び、その後も執筆活動を継続(文芸誌コルボーに短編「148の謎」掲載)。この後オール・コメルス社から2つの長編を発表。両者とも電波色濃い畸形ノワールですが、特にシリアルキラーをベネシュ流に解釈した『ベッポとリュリュ』はカルトな評価を獲得。分裂症的ヴィジョンをポップに仕上げた力量は現在でも高く評価できるものです。  

【諸データ】
怪奇幻想色が強く、読み手を脅かせるロマン・ノワール。文章がとても綺麗。出来事とはやや距離を置いた感じで陰惨な三面記事を語っていく。残酷童話に近い。人に理解してもらうために事物を一々名指しで説明したりはしない。摂氏40度で映画を見ている病人のようで、錯乱状態で物語を読み解いていくことになる… 
オンライン・マガジン「モヴェ・ジャンル」
無記名。『ベッポとリュリュ』書評 

この小説は寓話になっている。3月18日に始まって一月毎に話が進んでいって12月で終わりとなる。錯乱気味の作品は気分転換に丁度良い。魔法、残酷と接点を持ったお伽噺風、奇妙な内容である。舞台となっているのは架空世界。エピローグでふと遠い過去の出来事を思い出したりもする。詩心一杯の書きっぷりに読み手ものせられてしまうのだ。ローズ(薔薇)とピロフラム(炎)、二人の冒険はしばしば比喩で描かれている。   
ポール・モジャンドル(批評家)
『熱と薔薇の物語』書評 

【長編小説】

01

ベッポとリュリュ

ジュリア・ベネシュ著


〔初版〕 1999年
オール・コメルス社 (パリ)
叢書オール・ノワール 18番

Beppo et Lulu / Julia Benech
-Paris : Hors Commerce.
-(Hors Noir ; 18).
-194p. -18 x 14cm. -1999.


02

熱と薔薇の物語

ジュリア・ベネシュ著


〔初版〕 2001年
オール・コメルス社 (パリ)
叢書オール・ノワール 26番

Histoire du pyroflamme et rose / Julia Benech
-Paris : Hors Commerce.
-(Hors Noir ; 26).
-224p. -21 x 14cm. -2001.


【短編(集)】

03

散り散りにされた女の子

ジュリア・ベネシュ著


〔初版〕 2003年
千夜一夜社 (パリ) 叢書ラ・プティット・コレクシオン 410番

La Fille éparpillée suvie de La Tutte / Julia Benech
-Paris : Mille et Une Nuits.
-(La Petite Collection ; 410).
-64p. -15 x 12cm. -2003.

 

【最終更新】 2009-06-11
Photo : "Un Témoin dans la ville" / Edouard Molinaro, 1959
] Noirs [ - フランスのもう一つの文学 by Luj, 2008 - 2010