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楽しい?辛い?日常 − 旧・小説投稿所A
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楽しい?辛い?日常

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ス「居たか!?」

た「いや、誰も居ないよ!」

ス「クソッ!・・・何がどうなっているんだ!?」

状況が掴めず、私とスーンは混乱していた。

た「・・・黒竜・・・」

私はお探しの魔法を使ってみようと、トランサーを使ってみた。

ス「・・・グラン・・・」

スーンは、グラン・ミラオスに渡すはずだったお土産を取りだし、中身を見直していた。中身は・・・

た「ん?・・・それって、タンジアの名物、一ツ星タンジア鍋?」

ス「そうだ・・・気に入ってくれると思ってたが・・・」

スーンがしょんぼりする。

た「ゆるせない、あのドラゴニウムめ!皆の幸せを奪って!・・・畜生!」

ス「・・・アンクルとファーは居ないのか?」

た「アンクル・・・今は協力してくれないし、どこにいるのかすら分からない。ファーは・・・影から呼び出そうとしても出ないし、アマツが言うには、洗脳されたみたいだし・・・」

ス「・・・どちらかが、皆を誘拐したと、俺は思うな・・・」

た「えっ?・・・・・・って、あれ?」

ついでにトランサーもスーンの発言に助言するような結果が出た。

た「・・・あの枯れた湖に皆が?居るのか?」

ス「あそこか・・・なら行くぞたぐとも」

スーンが私を食わえ、背に乗せてくれた。

た「・・・スーン」

なかなか乗せてくれないスーンが、私を自ら乗せた。それだけスーンも早く助け出したい気持ちで一杯なんだろう・・・

ス「湖・・・ならあそこだな?」

バサッと飛び上がり、厄海から遠ざかっていった。


<2012/06/25 05:24 たぐとも>消しゴム
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