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「フハハ…そんな程度か？」
宙を舞いながら杖でジュンジュンに攻撃していく。
「く…一体いつになったら。」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ…
ヒュンヒュン…ドガッ！
「きゃぁぅ…」
{……ーーーー}
後ろから斧が当たりダメージを喰らうが、怯まずにマジシャンへの攻撃をつづける。
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ…シャキン！
…弾切れのようだ。
「クッ！…」
急いでハンドガンに持ち変え、撃ちまくる。
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ……カキン！
すると…マジシャンの杖に当たる。
「クッ！」
「ゲームは終わりよ！」
マジシャンの頭にハンドガンをつきつける。今にも撃ちそうだ。
「降参…………」
マジシャンは両手を上げ、降参をする…はずだった。
ジュンジュンはハンドガンを頭から退かすと…
ドガッ！
「キャァ！」
ガシッ…
マジシャンに蹴っ飛ばされオブジェから落とされるがなんとか手すりにつかまる。
「この…」
「さ！このゲームは私の勝ちですな…」
ニヤニヤとジュンジュンに近づく。
「YOU....LOSS」
シャキ…
床に落ちてたハンドガンを拾いジュンジュンの手を狙う。
「や…止めて！！」
ズギューン…
ハンドガンでジュンジュンの手を撃つ。
「キャァァァァ！！」
ジュンジュンは下へ落ちていく。
諦めて目をつぶる。

















だが…







ガシッ！



違和感を感じて目を開けると…
「…バクフーン！？」
「悪い！遅くなって…」
そこにバクフーンの姿が。
どうやら他の民間人を助けてたようだ。
「刑事さん！これを。」
後ろにいた民間人からアサルトライフルのマガジンを受けとる。
ジャキ…ゴ…ジャキン…カシャン！(リロード中)
「さ！行きましょ！」
ジュンジュンとバクフーンはアサルトライフルを構え、再びマジシャンの元へ。
「な…今度はお二人様。」
「銃を下ろせ！」
バクフーンはアサルトライフルを構えながらマジシャンに言う。
マジシャンはとても焦り二人に銃を向けるが…
「クッ！…」
ズルッ…
「う…うわぁぁぁ！」
マジシャンは焦り過ぎて後ろの事も気づかず、落ちていく。
「落ちた！」
「助けてないと！」
急いでマジシャンが落ちた所に向かう。
「いない！？」
下を覗きこんでもマジシャンの姿がなかった。
「一体何処に…」
ズギューンズギューン…
「グハッ…」
「あぅ…」
いきなり二人は心臓部を撃たれる。
「ふ〜♪」
ハンドガンの銃口に息を吹き掛けるマジシャンの姿がいた。
「お前らの敗けだ…」







数日後…
近くのベンチに新聞が落ちてる。
(民間人の行方を追った二人の刑事が行方不明になりました…未だ見つかっておりません。)
[Bad end]








「おい…嘘だろ…」
ゲームをプレイしていた影奈は膝を床につく。
「ジュンジュン…」
カイオーガ、ルギア、ジャローダは絶望しながらエンディングを見る。
「そんな…ジュンジュン…(涙)」



ランキングに名前を書き、ゲームオーバーの文字を見届けると…
バチバチ…ボン！
ゲームの画面が真っ暗になると、いきなり爆破する。
「ゲホ…ゲホ…」
ドサッ…ドサッ…
煙が消えると、傷だらけのジュンジュンとバクフーンの姿が…


続く。

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