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壊れた作者 − 旧・小説投稿所A

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壊れた作者

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あれから数日後…
私とジャノンは一旦自分の家に帰る。
もちろんみんなと一緒に…
久しぶりの我が家…あまり変わっていない、庭の植物もそのままだった。
「久しぶりに帰ったわ〜♪」
早速私は家に入り自分の部屋に向かう。その途中ジャノンは私に話しかけてきた。
「な…あのさ…もしかしたらこの家に俺たちの道具とか置いてあるんじゃない?」
(確かに…昔使っていた道具とか置いてあるかも。)そう思いつつ自分の部屋に向かっていく。
ガチャ…
「あは♪変わっていない♪」
部屋はちょっと散らかっているが、昔と変わっていない。
(だが…ベッドの近くの扉は一体…昔から有るが一度も開けたことがないな…)ジャノンは一人でベッドの近くの扉に行き、扉を開けてみる。
ガチャ…………ドガガガガ
扉を開けると奥からいろんな物が落ちてきた。
「ジャノン…これって」
私が目にした物は古い魔書と槍。
「ジェシー…これってまさか…」
ジャノンが目にした物は二本の剣と形が変わった拳銃(ライフルみたいなの)。
「私達が使っていた武器見たいね…」
「にしても…結構かっこよくね!?」
一人ではしゃいでるジャノンを見て、私はちょっと嬉しかった♪
今まで見たことがないジャノンの笑顔がとても眩しかった。
「さて…これを運ぶか♪」
私はジャノンの方を振り向くと…ジャノンは自分の武器をもう装備していた。腰に拳銃、背中に二本の剣…結構かっこよかった。
私も早速装備してみる。
数分後…
「ジャノン!こんな感じていい?」
「いいと思うよ。」
背中に槍、腰に古い魔書をぶら下げる。
ガチャ…
「ジェシ〜♪ぼくお腹空いたよ〜♪」
カイオーガ(フィニアン)が扉を開けて、私に向かってダイブ…
ズシィィィン!
「イタタタタ!ちょっと…重たい」
「お腹空いたよ〜♪」
(え…ちょっと!いきなり口を開けて……まさか…食べる気!?)
思った時にはもう遅い…
「いただきます〜♪」
パクン!
ムグムグムグ…ぺっ!
カランカカカカ…
ゴクン♪
「ごちそうさま♪」
「…………」
ジャノンはちょっとあきれていた。
「たく…」
カイオーガはゴロンと横になりお腹をプニプニと押している。
「ジェシ〜♪気持ちいい?」
「き…気持ちいいよ〜♪」
お腹から幸せそうな声が聞こえる。
「少しの間ここにいてもらうよ♪」
「ふぁ〜い♪」
ガシッ…
ジャノンはジェシーの槍をつかみ、色々と観察する。
「……特に無いか…」
数十分後
「おーい!フィニアン!」
「ジェシー♪ジャノン♪」
そこにルギアとジャローダがやって来る。
「あ♪みんな〜♪」
また横にゴロンと転がる。
「あれ!?ジェシーは?」
ジャローダがカイオーガに聞くと…
「ここだよ〜♪」
自分のお腹を指す。
「おいおい…ほどほどにしろよ…」
「だって…」
カイオーガはプーと頬を膨らます。
その姿はとても可愛かった。
「たく…お前は幸せ者だな。」
ルギアはカイオーガの頭を優しく撫でる。
「へへ♪…それ!」
パクン!
カイオーガはルギアの手をいきなりくわえる。
ムグムグムグ♪
「おい!止めんか!」
ルギアは恥ずかしくなり、片手でカイオーガの頭をペシペシと叩く。
「やなこった♪」
部屋中は笑い声で賑やかになっていた。こんな毎日だと良いな…そう思いたい。…だがこの先にとんでもない事件が来る事を私達にはまだ知らない。
自分を犠牲になるかもしれない事件が…


[神に逆らった天使達に続く。]


一応完結しました!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
<2012/11/23 11:11 シャビー>
消しゴム
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