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ゴポゴポ･･･

た「うぅ･･･黒竜の胃袋か？」

なかなか入れなかった黒竜の胃袋。中はあちこち汚れていて、胃液貯まりからは何かを消化しているのか、沸きだっている。そして、そこから腐臭が漂う。

た「ハァハァ･･･空気が･･･」

まだ激痛で上手く体が動かないが･･･

た「あ！トランサー？」

いきなり左腕にトランサーが現れたので、多分異界に入ったのだと感じた。

た「異界に来れば、やりたい放題いろいろ出来る！」

さっそくトランサーを起動して、黒竜の胃袋を綺麗に掃除しようと考えた。
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黒「･･･何も変わらない気がするな･･･」

黒1「そうですね･･･」

黒2「おかしいなぁ･･･」

黒3「･･･ドラゴニウムも反応していない」

黒竜達が異界を空から眺めるが、騒ぎらしいのがどこにも見当たらない。

黒「一度地上に･･･グォッ!?」

黒1「あ、アニキ!?」

黒2「どうしたんだ!?」

黒3「･･･敵？」

黒「グォォ･･･お腹が･･･」

黒竜はそのままバランスを崩し、森の中へ墜落してしまった。

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