---

ドシーン！

黒「ガァァァ！」

地面に落ちると、衝撃の影響か、嘔吐する黒竜。

黒「グッ！･･･ゲホッゲホッ！」

た「わぁぁぁ!?」

異物扱いされているのか、私と胃袋にあった残骸等と共に吐き出された。

黒「うぅぅ･･･気持ちわりい･･･」

黒1「アニキ！」

黒2「アニキ!!」

黒3「･･･アニキ」

た「･･･私のせい･･･だね？今良くするよ」

トランサーに癒しの魔法を使えるようにして、詠唱する。

た「ヒーラス！」

黒「･･････グフゥ」

黒竜に効果あったのか、落ち着き、一息つく。

黒「ありがとう･･･しかし、たぐともの仕業だろ？」

た「えぇ･･･ちょっとお腹の中を掃除しようと･･･」

黒「悪かったな、汚い腹で」

た「･･･ごめん」

黒「まぁ、いいさ。俺もたぐともの不意打ちに対応できないのは、まだまだって証拠だな〜･･･」

た「ふ、不意打ち･･･(汗」

黒1「さすがアニキ！」

黒2「やっぱりアンクルみたいに」

黒3「･･･強くなりたい？」

黒「そ、それを言うんじゃねぇ！//」

た「･･････」

試しにジーッと見つめてみる私。

黒「グッ！そ、そんな目で見るなよ！//」

乱している黒竜。まさか黒竜にそんな思いがあるとは･･･知らなかった。

黒「子分･･･今日はお仕置きが･･･！」

黒1､2「「ひぃぃぃ！」」

黒3「･･････」

3匹目はビクビク震えるだけだった。

黒「･･････ふっ、俺としたことが。こんな事で乱すなんて、まだまだアンクルには及ばないな」

黒1､2､3「「「アニキ」」」

黒竜って･･･最近変わってきた気がしていたが、ここでその理由が明らかになった。しかし、このままアンクルに近づけれたら、何をするのだろうか？

---