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Editions du polar

ミステリ出版社
 〔2007 - 〕

ミステリ出版社(パリ)
     新人発掘

【概説】
アトリエ・イン・8社、クラコーエン社等と並び、00年代後半に地道ながら新しい形の「黒」を模索していた興味深い出版社のひとつ。以前から新人作家発掘を草の根で行ってきたウンベルト・バルセナ氏(自身作家でもあります)を中心とし、2007年9月に始動しています。  
ベテラン作家・著名作家優遇の傾向が続く中で、「新しい才能を見つけよう」とするバルセナ氏の想いは何がしかの形で伝わったようで、08年から出版点数が右肩上がりに増え始めます。当初は「ミステリ」「スリラー」「スパイ」という三つの叢書が中心でしたが原稿の多様化にあわせて「ノワール」、「歴史ミステリ」、さらには「アフリカ・ミステリ」など新たなカテゴリーが順次追加されていきました。
出版開始から2年強で30人を越える作家の登竜門となり2010年には文庫版の新設を予定、プロモ・ビデオ作成・公開などますます動きに目が離せなくなっていきます。現時点での稼ぎ頭はジル・カイヨですがまだ面白い才能が出てきそうです。

【諸データ】
【2003年10月】
1945年生まれ、ジャーナリストの経歴を持つウンベルト・バルセナ氏がサイト「未来作家.com(Ecrivain-avenir.com)」を立ち上げる。作家志望の連中の溜り場となり、これが発展解消する形でミステリ出版社につながっていきます。
【2004年】
バルセナ氏がデビュー小説『ポリネシア系ホモ青年は死んだ』を発表。同年の憲兵隊賞を獲得した作品で、後にミステリ出版社から装いを変えて再刊されています。
【2007年9月】
『天使』を含む7冊の作品で出版活動開始。
 
【2007年11月】
ガボン出身の若手作家ジャニス・オチエミの『弾の魂貰ったり』で新叢書アフリカ・ミステリーが始まりました。
 
【2008年11月】
クロード・ルノシェさんのブログ「アクション・サスペンス」でバルセナ氏インタビューが公開される。

【叢書ミステリ】
『限りなく政治に近い青』
ウンベルト・バルセナ著
『天使』
ウンベルト・バルセナ著
『憎む理由はただひとつ』
ダニエル・ボルギ著
Politique Blues
/ Humberto Barcena
[2007]
Les Anges
/ Humberto Barcena
[2007]
La Haine pour seul mobile
/ Daniel Borgis
[2007]

『鯨の嘆き節』
ロッシュ=アレクサンドル
・キュルスネル著
『夜めいた女』
ジャック・カウデル著
『ジャンヌの遺言』
ダニエル・ボルギ著
La Complainte des
baleines / Roch-Alexandre Kursner
[2008]
La Nuiteuse
/ Jacques Caouder
[2008]
Le Testament de Jeanne
/ Daniel Borgis
[2008]

『サンルナンの死の噂』
ジャック・カウデル著
『サルバリ家の一族』
パスカル・デューヌ著
『カップルと市長さん』
K=H・ニコフ&ニコ・カラシュ著
Rumeurs Mortelles
à Saint Renan
/ Jacques Caouder
[2008]
Le Clan des Salbary
/ Pascale Dhune
[2008]
La Paire et Le Maire
/ K.H. Nikoff et Nico Kalash
[2008]

『彼岸から届いた手紙』
パスカル・ドゥミュール著
『ほろ苦きマルベック』
ダニエル・ミシェル著
『ダントン通りの犯罪』
ジャン=フランソワ・ロティエ著
Lettres de l'au-delà
/ Pascal Demeure
[2008]
Malbec Amer
/ Daniel Michel
[2009]
Le Crime de la Rue Danton
/ Jean-Francois Rottier
[2008]

『基盤』
マルティアル・ブアンショ著
『甘めに仕立てた厄介事』
ジャン・ミルピエ著
『線上の死』
ミシェル・オリヴィエ著
La Base
/ Martial Bouanchaud
[2009]
Mic-mac à l'aigre-doux
/ Jean Milpied
[2009]
Mort sur le fil
/ Michel Ollivier
[2009]

『リュモルヴァンの魔術師』
ジャン=フランソワ・ジュベール著
『収益なき征服』
ロウランス・タジェヴォ著
『時間潰しは罪じゃない』
ロッシュ=アレクサンドル
・キュルスネル著著
Le Mage du Rumorvan
/ Jean-François Joubert
[2009]
Conquêtes inutiles
/ Lawrence Tajevot
[2009]
Tuer le temps
n'est pas un crime
/ Roch-Alexandre Kursner
[2009]

【叢書スリラー】
『相続人』
シリル・コンタ著
『ザシェル理論』
パスカル・ギヴロン=リウ著
『プシュケー・ペーソス』
ジョアン・ムラン著
L'Héritier
/ Cyril Comtat
[2007]
La Théorie Sacher
/ Pascale Givron-Liu
[2007]
Psukhê Pathos
/ Johann Moulin
[2008]

『道』
ローラン・クース著
『偽の見せかけ』
ギョーム・フォルタン著
『血に赤く染まった湾岸で』
ウンベルト・バルセナ著
La Route
/ Laurent Coos
[2008]
Faux semblants
/ Guillaume Fortin
[2008]
Côte Vermeille au sang
/ Humberto Barcena
[2008]

 
【叢書スパイ】

『ウィルス』
ステファン・アルロット 著

『イシャム』
パトリック・モランヴィル著
『陽は明日を見る』
ジル・バイン著
Virus
/ Stéphane Arlotto
[2007]
Icham
/ Patrick Moranvile
[2008]
Le Soleil verra demain
/ Jyl Baïne
[2008]

『暗号名:ジャミラ』
アラン・シャレット著

『ジャン君にそっくり』
クリスティアン・ベンツ著
 
 
Nom de code Jamila
/ Alain Charret
[2008]
Le Double à Jean
/ Christian Benz
[2009]
 

【叢書ノワール】
『悪の天使』
ジル・カイヨ著
『空しき血』
ローラン・バルボー著
『想起』
ジル・カイヨ著
L'Ange du Mal
/ Gilles Caillot
[2008]
Vain sang
/ Laurent Barbaut
[2008]
Réminiscence
/ Gilles Caillot
[2008]

『血線』
ジル・カイヨ著
   
   
Lignes De Sang
/ Gilles Caillot
[2009]
   

【叢書歴史ミステリ】
『サターンの子供たち』
トニィ・ゲエラエル著
『スチュアート王朝の財宝』
トニィ・ゲエラエル著著
『小さな毒が大きくなって』
ニコル・アマン著
Les Enfants de Saturne
/ Tony Gheeraer
[2008]
Le Trésor des Stuart
/ Tony Gheeraer
[2008]
Petit poison deviendra grand
/ Nicole Amann
[2009]

【叢書アフリカ・ミステリ】
『弾の魂貰ったり』
ジャニス・オチエミ著
『ジャッカル繋がり』
キャマル・ウマレク著
 
 
Peau de balle
/ Janis Otsiemi
[2007]
Accointance de chacals
/ Kamal Oumalek
[2008]
 

【叢書ファン】
『死を運ぶメッセージ』
ゴルドン・レアラン著
『ファトゥさんAVを作る』
ルイ・スラド著
 
 
Post Mortel
/ Gordon Learing
[2008]
Fatou faix du x
/ Louis Slade
[2009]
 

【最終更新】 2009-12-14
Photo : "Voici le temps des assassins" / Julien Duvivier, 1955
] Noirs [ - フランスのもう一つの文学 by Luj, 2008 - 2010