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夢見がち日常 − 旧・小説投稿所A

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夢見がち日常

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キィィィン…

エーフィとルギアが、相手のポケモン全員に、『サイコキネシス』をかけ、動きを封じた。
そして、ポケモンが動けない事に焦り出したしたっぱ達に、『冷凍ビーム』が襲いかかった。

グレイシアとティアルが下半身を全部凍らせている途中、押さえつけられていたフリージオが、俺に『冷凍ビーム』を放ってきた。
が、それが俺に届くことは無かった。
何故なら、

「…ったく。この程度かよ」

ブラッキーがそんな事を言いながら、手で受け止めてくれていた。

「ブラッキー!大丈夫か!」

思わず叫んだ。
しかし、その時、ブラッキーの体は、うっすらと光っていた。
…『月の光』だ。

「あんなへなちょこの攻撃、あと20発食らっても平気だ」

笑顔でそう言ってくれたブラッキーに、「ありがとう」と言い、氷タイプ二匹の状況を確認する。

凍っていないのは、数人だけで、後は全員凍らされていた。

…これなら、もう大丈夫だな。
そう思い、イヤホンを外した。
それと同時に、グレイシアが最後の奴を凍結させた。

『サイコキネシス』で押さえつけたポケモン達を、したっぱ達から解放した後、ティアルの背中に乗せてもらい、ポケモンリーグに飛んで行った。

チャンピョンロードを無視して、その上空を飛び、ポケモンリーグに突入した。
そこには、またたくさんのしたっぱと、それと闘うキョウヤが居た。

「キョウヤ!大丈夫か!」

圧倒的な人数に押されていたキョウヤに駆け寄って、。そんな言葉を投げ掛ける。

「まあ、何とか…ね。…て言うか、本当にすぐ来てくれたね」

そう言うキョウヤの顔に、余裕なんて無かった。

「手持ちのポケモンはまだいるんだよな?」

そう訊くと、キョウヤは、

「たくさん闘ったから、結構疲れてるけど…。いるよ、六匹」

そう答えた。
なら、これしか無いだろ。

「じゃあ…。タッグを組んで、こいつら全員倒してやろうぜ!」

そう言うと、キョウヤは、頷いて、

「ごめん…。ダイケンキ。もう少しだけ、頑張って!」

そう言って、モンスターボールから、ダイケンキを出した。

じゃあ、俺は…。

「ガブリアス。待たせてごめんな」

後ろを振り向き、ガブリアスに声をかけた。
生憎、モンスターボールは持ってないから、しょうがない。

「…ホント、待ちくたびれたぜ。…速攻で終わらしてやる」

殺る気満々のガブリアスが、攻撃体勢に入り、したっぱがキリキザンとレパルダスを繰り出した。

…バトル開始!


キョウヤがダイケンキなのは、俺の最初がミジュマルだからです!
あと、途中から、BW2のストーリーじゃ無くなってます。
もう、忘れちゃったので…。

<2012/12/26 15:24 ラムネ>
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