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夢見がち日常 − 旧・小説投稿所A

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夢見がち日常

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さて、したっぱ達のポケモンは、30分もたなかった。

ガブリアスが強かったというのもあるのかも知れないけど、多分、したっぱの指示が下手だったのが原因だろう。

『爪研ぎ』とか『剣の舞』等の変化技をやってる間に『ドラゴンクロー』が襲いかかる…

そんな展開が多々あった。

「チッ…。…まぁ、動けただけマシか」

宣言通り速攻で終わらしたガブリアスがそう呟きながら帰ってきた。

「…お疲れ。凄いのな、お前」
「…フン。こんなの闘った内に入らねぇよ」

労ったら、そんな言葉が帰ってきた。

すると、リーグ中央の石像が沈んで行った。

「…!四天王を全員倒さないと発動しない仕掛けなのに…」

キョウヤが息を呑んだ。
つまり、ここに居ない誰かが、倒した…?
俺はそう思った。
キョウヤも同意見のようだ。
すると、後ろから足音が聞こえてきた。
徐々に近付いて来る足音の主は、俺達に声をかけた。

「…ワタクシの部下を倒したのは、アナタ達ですか?」
「…ゲーチス…!」

キョウヤにゲーチスと呼ばれた男は、

「…ワタクシの質問に答えなさい。……まあ、良いでしょう。
今からワタクシはチャンピョンを倒し、この地方を征服するのです!
…あの時とは違い、伝説の力もあるのです!アナタ達に出来る事なんて…」
「あるさ」

ゲーチスと、ゲーチスの長い言葉を聞いていたキョウヤが、こっちを見た。

「…諦めない事だ」

…アニメの主人公って、恥ずかしくないのかな。
今、猛烈に恥ずかしい。

が、キョウヤは、俺の言葉に希望を見出だしたようだ。
俺の目を見て頷いた。

「…フフ…。強がりを言うのが精一杯の様ですね!
では、アナタ達に絶望を見せてあげましょう!
来るのです!ホワイトキュレム!」

ズシン…ズシン…

重い足音が響く。
恐る恐る後ろを振り向くと、白い毛と氷と、灰色の大きな体を持ったポケモン、ホワイトキュレムが本当に居た。

…少し元気が無さそうなのは気のせいか?

「行くのです!ホワイトキュレム!
邪魔者を消し去るのです!」

ゲーチスがそう言いながら杖を振る。
すると、ホワイトキュレムが向かってきた。
…氷入ってるから、格闘だな。

「…バシャーモ、行けるか?」
「もう大丈夫だ。すぐに倒してみせる」

さっきサザンドラに相当噛まれてたが、もうそれも癒えたらしい。
立ち上がると、手足から炎を噴き出し、猛然と駆け出した。


初めてチャットに行きました!
何したら良いかワカンネ!←(ただのアホ

どうでも良いけど、隠れどんだーが多いですね。ここの作者さん達。

<2012/12/27 15:28 ラムネ>
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