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僕の Crazy everyday − 旧・小説投稿所A

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僕の Crazy everyday
− 人間に賞味期限など存在しない −
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【君、これからどうなるか分かる?】
「ぅ、ぐぐぅ…!」

胃壁に締め付けられながらそうレイアに聞かれた。
僕は声を出すことも、とてもではないが辛い。
そして分からない…。

【今、君が居る場所はどこ?】
「ぃ、胃袋…?」
【正解♪では胃袋は何をするためにあるのでしょうか?】
「食べた物を消化すr………あぁぁっ!?」
【ウフフ…♪やっと分かったのね】

嘘だろ…そんな消化するなんて聞いてないよ…
そんなことを思っていても、胃壁からは胃液が分泌され続ける。
もうこの状態ではどう足掻いても無駄…。
僕は絶望に陥った。

「痛い…痛いよ…!」
【君、私が言ったこと覚えてる?】
「覚えてないよ……っ!!」

胃液が体に触れ、シュウっと音を立てると、体が焼けるような痛みが全身を襲ってきた。
それなのにレイアは普通に話している。
酷い…こんなの酷いよ…
僕の頭の中では何も考えられそうにないほど狂ってきた。

【あら、この問題は答えられないみたいね。なら答えを出さなくちゃね…♪】
「止めてよ…ねぇ、止めてよ…」

そうレイアが言い、胃液をどっと増やし、僕を溶かしていった。
僕はレイアの糧となり、初めて命を失った。

【ご馳走様…♪】

レイアはジュルッっと舌舐めずりをし、そう言う。
僕というご馳走を食べ終えて…。













【シブレ、もうそろそろかしら?】
【あぁ、そうだな…では頼む】
【了解。人間はいつ食べても美味しいわね…♪】
【そうだな。まるで賞味期限の無い高級な食い物だ…♪】
【でも、いつまでも食べ物扱いしちゃダメよ?】
【分かっている。そう言えばアイツの名前を聞いていなかったな…】
【あら、お互い名前を知らなかったのね。これから色々面白くなりそうね…♪】
【アイツらも呼んでおいた。いつ頃来るかは知らないが】
【あら、そうだったの?このコも歓迎されるかしらね?】
【多分な…食い物としては優秀だからな】
【そんな話はさておき、準備出来たわよ】
【そうか…】

リオ夫婦の長い長い話が終えると、レイアの足下には不思議な模様が地面に彫ってあった。


とりあえずこちらの小説でリハビリ。
十分にリハビリが出来たと思えたら[月光は日常を照らして]を進めようかと思っています。


途中から会話だけになったのは、この小説は、僕(三日月)の視点でナレーター?的な部分をやるので、三日月がヤラレチャッテいるためその部分は無くなっています。
<2012/12/13 20:57 三日月の真実>
消しゴム
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