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僕の Crazy everyday − 旧・小説投稿所A
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僕の Crazy everyday
− 現実には戻れず…? −
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【ほれ、獲って来てやったぞ?早く食べろ】
「えっ、早くない…?」

あれからシブレは、飛んでいった後、5分…くらいかな…?
まぁそれぐらい、早くアプトノスを脚で掴みながら戻って来た。
早く食べろっていうことは早く喰われろということにしようかな…
ちょっとだけ時間稼ぎでもしてみるか。

「人間って生じゃ食べれないんだよね…」
【ほう、なら焼くか?】

素早い回答だ…正直言って時間稼ぎのなにもなっていない…
火竜だってことをちょっと忘れてたな…

「じゃあお願い…します」
【こっから離れろ。まとめて焼くぞ?】
「あ、はい…っ」

巻き添えは食らいたくないのでその場から逃げるように離れた。

【焼けば良いのだろう…?】
「うわっ!とと…上手に焼けました〜?♪」
【なんだそれは…】
「え、ノリ…かな?」

シブレがアプトノスに向かってブレスを放つと、こんがり焼けた良い匂いが漂い始め、ちょっとした言葉を口ずさんだら見事にツっコまれた。
アプトノスの火竜ブレス焼き…か。
結構美味しそうだなぁ

「あ、ありがとう…いただきます…」
【早く喰っていいんだからな?】
「それ、早く喰われろってことでしょ…あ、美味しい」
【ご名答…ククッ】
「んぐっ…ぷはぁ…ご馳走様っ」

人間という小さな生物には、流石に1匹は食べ切れなかったが、とても美味しかった…♪
さてと、次は食べられる番か…
こっちの世界に持ってこられた1日で、食べられることに対しての恐怖という気持ちが収まっていた。
死んでも大丈夫なら別に構わない…いや、痛いのは嫌だけどね。

「さてと…」
【お、我に食われる準備はできたのか?】
「うん、もう良いよ…」
【ククッ…別に嫌がっても良いんだぞ?】
「嫌がってなんかないけど…さっさと済ませようよ。食事が長過ぎるよ…?」
【確かにそうだな。では…】

シブレが僕の目の前で無数の唾液の糸を引きながら口を開ける。
…今となっては好きになれたのかもしれない…。
そう思いながら僕は自分からシブレの口内に入った。

【む、自分から入って来るとはな…嫌いじゃないぞ?】
「もう口閉じて大丈夫だよ」
【そうか…】

シブレが口を閉じると、外の空気が恋しくなるが、今はいい。
ヌルヌルでベトベトで更に蒸し暑くて舐められるけど、
僕はこういうのが好きなのかもしれない。
まだ、まだしっかりとは分からないけどね…

ベロォ…ヌニュ…クチョ…

「ぅあぁ…」

僕の体の隅々まで器用な舌が舐めてくる。
生温い唾液に浸されながら味わっていかれる。
抵抗もてきなきゃ出ることもできない。
そんな最悪の空間だろうけど僕はその逆だったりするのかもしれない。

【そろそろ呑み込むぞ…】
「う、うん…」

口内にたまっていた唾液を飲み干すと、上顎と舌に挟まれて、肉と肉のサンドイッチ状態になっていた。
呑み込もうとする舌がウネウネと波立って気持ち良い…
そのまま僕は…
ゴクン…!
と、音を鳴らし、喉を膨らませ、胃袋へと送られていった。

【ご馳走様…旨かったぞ…♪】

こんな、こんなあり得ない現実離れした生活が…
         
              僕は大好きだ。


小説投稿所の新たなルールということで一旦切りますっ!
最後まで読んでいただき本当にありがとうございますっ!♪

ちなみに…ここでシブレ達の出番は終わり…ではありません。
これから短編として書いていきますね。
今回は三日月(僕)が中心とした〜出会い編〜として扱って貰えれば幸いです。
[三日月][シブレ][チェリグ][スパーク][ラース]
↑の誰か、選んでいただけたら、またそのキャラを中心とした小説を書かせていただきます。
最後にもう1度…

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございましたっ!♪
<2013/01/25 07:04 三日月の真実>
消しゴム
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