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壊れた作者 − 旧・小説投稿所A

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壊れた作者
− Chapter3 end −
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「「ふにゃぁぁぁぁぁ!!!!」」
当然悲鳴をあげる二人。
どんどん近づくコックさん。
しかし、厨房にしては広すぎる。まるで学校の廊下のように…
「に…逃げて〜!!!!」
当たり前だが、二人は逃げていく。


ガシッ!

そう簡単には逃げ切れない。コックがジュンジュンを捕まえてさらっていく。
「キャァァ!!」
バクフーンは急いでジュンジュンを追うが、ピエロ達によって邪魔をされる。
「クッ!…邪魔ダァァ!!」
ピエロ達を次々に倒していく。



「嫌!何をする気なの?」
ロープでジュンジュンを縛り上げ天井に吊るしてる。
必死にほどこうとするが、なかなかロープはほどけない。
ギィィィイ…
「な…これは…」
吊るされた下に…ミンチにする機械が電源がついている。いつでもミンチにすることができる。
「や…やだ…止めて!」
ギィィィイギィィィイギィィィイ………
ロープはどんどん下に下ろされていく。
バギャン!
バクフーンは扉を壊して中へ入っていく。
「ジュン!!!」
「助けて!!」
バクフーンはアサルトライフルを構えるが、撃とうとはしなかった。
誤射したらジュンジュンはミンチにされ、命がなくなるからだ。
「クッ!一体どこを狙えば…」
カラン…
「!?」
バクフーンは足元を見る。そこにオイルが入ったカンが転がっている。
「くらえ!!」
バクフーンはカンを拾いそれをコックに投げつける。
バシャッ!
カンからオイルが飛び出してコックにかかる。
ダッン!
バクフーンはハンドガンに持ちかえってコックに向かって撃つ。
ボォォォォ…
一気にコックは火だるまになる。
ズルッ…
「ヒッ!」
コックの手からロープが。
「イヤァァァ!!」
ダッ!









「………え?生きてる…」
気がつくと床に倒れてた。
「バクフーン?」
辺りを見渡すがしかし、バクフーンの姿が見当たらない。
ジュンジュンは食堂全体を探す。
「……いない…バクフーン!!」






「そんな……一緒に帰るって約束したのに。」

続く。



<2012/11/01 17:23 シャビー>消しゴム
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