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楽しい?辛い?日常 − 旧・小説投稿所A

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楽しい?辛い?日常

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黒「おーい!たぐとも?」

黒竜がドラゴニウムを確認するために、お腹の中にいる私に声をかけいている。

黒「・・・聞こえてないのか?」

アマツ「・・・角、顔、翼、手、足・・・どこにも無いわよ?」

黒「ふむ・・・どこに取り付いているんだ?」

黒1「ドラゴニウム達」

黒2「この竜についたドラゴニウムは」

黒3「・・・どこ?」

黒竜の子分達が、直接ドラゴニウムに聞くと・・・

ウネウネ・・・

王「ん?・・・なんじゃこれは?」

黒「ドラゴニウムっと言い、我が祖先が作られた金属です」

王「ドラゴニウム・・・もしや!」

アマツ「何か分かったの?」

王がいきなり手がかりを見つけたらしく、急いで王の間へ走った。

王「・・・やはり、無くなっておる・・・」

黒「・・・一つ持っていらしたのですか?」

王「ふむ、珍しい金属だったので、保管していたのじゃ・・・まさか、これが原因だとは・・・」

ドラゴニウムを入れていたらしき箱を置き、また牢獄へ戻る。

黒1「分かりましたよ!」

黒2「アニキ!」

黒3「・・・急いで」

黒「何?どこだ?」

黒竜の子分がフェイの手足を持つ・・・良く見ると・・・

黒「・・・爪か!」

アマツ「あら!ホントだわ」

王「おぉ!?フェイ殿の爪じゃない!」

指先一つ一つにわずかに張り付いているドラゴニウム。これが原因だと分かった。
――――――――――
一方お腹の中では・・・










た「はぁ〜〜♪まだかなぁ〜?遅い方がいいけど♪」

そんなことも知らず、満喫している私だった。


<2012/05/28 05:56 たぐとも>消しゴム
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