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楽しい?辛い?日常 − 旧・小説投稿所A

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楽しい?辛い?日常

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グルゥゥ・・・

た「・・・本当に・・・フェイなのか?」

黒「あの・・・フェイ!?」

アマツ「可愛く成長したわね♪」

王「フェイ殿・・・」

手足に鎖を付けられ、唸る。今のフェイは成長したかのように大きく、一人ぐらいなら食べられてしまいそうなサイズになっていた。

た「フェイ君〜♪」

王「た、たぐとも殿!」

ドラゴン好きな私が黙って居られるわけがなく、フェイに駆け寄っていくと・・・

ガブリッ・・・ゴックン!

黒「・・・食われた」

アマツ「えぇ・・・そうね・・・」

王「たぐとも殿!」

グルルル・・・

私がフェイ君に抱き着こうとしたら、頭が寄ってきて、一気に私に食らいついたフェイ。そのまま何も言えずに即行で飲み込まれた。

・・・グワァァァ・・・

お腹一杯の為か、フェイが欠伸をして寝てしまうのだった。

黒「よし、今のうちに調べるか!」

アマツ「そうね♪」

王「ぬっ!?ではたぐとも殿は?」

黒「あいつなら心配いらんだろう・・・被食フェチの仕事を熟しているからな」

王「・・・」

王は何も返す言葉が見つからず、黙ってしまった。
――――――――――
た「はぅっ!狭いけど・・・ちょうどいいスペース♪」

久々に健全そうなフェイの胃壁を見て、はしゃぐ私。アンクルはドラゴニウムの胃壁になってしまった為、感じられなかったこの感覚・・・うはっ!♪

それに、フェイ君は元は成長しない竜なので、もし、ドラゴニウムの影響が無くなったら、二度とこんなことは無いだろう・・・

た「〜最高//」

そのまましばらく、私は胃壁に寝そべっていた。


<2012/05/25 05:52 たぐとも>消しゴム
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