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神々の戯れ〜水神の苦手なもの〜 − 旧・小説投稿所A

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神々の戯れ〜水神の苦手なもの〜

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「疲れた……」

所長の電波な演説に三時間以上も付き合わされた水神は完全に憔悴しきっていた。

「おいおい、今日はまだ仕事があるんだぞ」

月夜兎の言葉に水神はガクッと頭を下げた。
さらに追い打ちをかけるように月夜兎は

「村の幽霊騒動も調べにゃいかん」

と言った。

「幽霊なんてきっと人間たちの幻覚だって。ねえ、帰ろうよ」

「それでもいいが、そうすると困った人間たちは今度はお前のほうにお願いするために生贄を捧げてきかねないぞ。それはそれで面倒だと思うが」

「うっ、分かったよ」

「今から村長の家に行って情報収集して時間をつぶした後、夜は村のパトロールだ」

月夜兎たちは村長の家へ向かった。

◎ 村長の家

「まさか月夜兎様と水神様がいらっしゃってくださるなんて。先ほどは疑って申し訳ありませんでした」

村長はまさかの来客に恐縮しきっていた。

「しょうがないですよ。人間姿で来ちゃったこちらの方に非がありますから」

月夜兎は笑いながら人間の姿になっても何故か変化しない兎のトレードマークとも言える長い耳を触る。
最初村長が人間姿の月夜兎たちを信じてくれなかったため、月夜兎が頭にかぶっていたアフロのカツラをとってこの耳を見せたところ信じてもらえたというわけである。

「ところで幽霊騒動の件を詳しくお聞きしたいのですが」

「そのことについて我々も色々と調べてみました。これが今回の幽霊騒動についてまとめたものです」

村長は月夜兎にレポートを手渡した。

「これによると幽霊が最も目撃されているのは午後10時から0時の間と午前2時から3時の間ですね」

「はい、ただあくまでも目撃者の証言ですから完全に正確とは言い切れません。それに気付いていないだけで他の時間もけっこう出没しているのかもしれませんし」

「あと目撃者に『村外の者』という表記がところどころあるのですが」

「はあ。何でもこの辺りはネットで有名な心霊スポットらしくて、村外の若者が肝試しに来て目撃したそうなんです」

なるほど、と月夜兎はページをめくる。
そのページはどこからともなく聞こえてくる変な音・声についてであった。
そういえば幽霊だけじゃなかったんだっけか。

「こっちのほうは昼夜問わずだね」

水神がレポートを覗き込みながら呟く。

「ところで月夜兎様と水神様。あの建物には行かれたのですか?」

「ええ、行きましたよ」

「あの所長とか言う奴は浮きましたか?」

「確かに浮いてましたけど、あれはただの子供だましですよ。なあ、水神」

月夜兎は笑いながら水神に同意を求めた。



<2011/09/11 19:14 とんこつ>消しゴム
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