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【保】黒い影 − 旧・小説投稿所A

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【保】黒い影

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朝、俺は寝坊した。夜に食われて体力が減っていたからだ。

ガグラ「ご主人〜朝だよ〜。起きて〜。」

ジ「ん・・・ん?ガグラか・・・。」

俺はベットから出られなかった。
体力がほとんどなかった。
モ○ハ○みたいにすぐに回復できたらいいなと思った。

ガグラ「ご主人〜お腹空いた〜。」

ジ「俺は体力無いから今は無理だぞ、外に行って適当なヤツでも食べてきな・・・。」

俺はこう言って寝た。
ガグラは消化もしないみたいだし、適当に飯だけ自給自足してればいいと思った。

ガグラ「じゃあ適当に食べてくるね〜。」

ガグラはそう言ってニコニコしながら外に出て行った。
迷子にならなければいいが。
俺はまた1時間ぐらい寝て、それから起きて飯を食って、暇だからキ○の旅を見ていた。
ガグラは昼頃に帰ってきた。何か黒い生命体を持ち帰ってきた。

ジ「・・・なにそれ。」

ガグラ「わかんない、かわいかったから持ち帰ってきた。飴玉みたいな甘い味がしたよ。」

?「き・・・きゅぅ〜・・・。」

その黒いのは唾液ででろでろになっていた。まだ息はあるようだ。
でろでろになっていて何か分からなかった。

ジ「・・・虫とか鼠とかか?」

?「む、虫でもないし鼠でもないっ・・・。」

ジ「あ、喋った。」

喋ったのでまず虫とかではないと思ったので、ガグラから借りて風呂に行き、お湯で優しく洗ってあげた。
洗い終わり、何かすぐに分かった。

ジ「わー竜だ。」

小さすぎて竜とか思ってもいなかったので唖然とした。
だけど小さくて可愛かった。

?「み・・・みゅ・・・?」

ジ「お・・・起きたか?」

?「き・・・きゃー!!」

黒い竜はしあわ○ソウのオコ○ョさ○のコジ○ピ○の悲鳴みたいな声を出しててちてち逃げたが、
硝子のドアにぶつかって絶m、気絶した。
俺はその竜をティッシュで拭いてベットの上に置いた。

ジ「ガグラ、あの子何処にいたんだ?」

ガグラ「散歩してたらポ○モンみたいに現れた。」

ジ「じゃなくて、どうやって出会ったとかじゃなくて何処にいたんだ?」

ガグラ「広場みたいな所。たぶん野生の子だと思うよ。」

俺はならいいやと思った。
ベットの竜を見た。また逃げないようにカ○ピスのペットボトルに輪ゴムで縛った。
ガグラはお腹いっぱいらしいので自分用にご飯と麻婆豆腐を用意して、
黒い竜用に近くの川から小さめの鮎を獲ってきて焼いた。
俺が食べ終わり、ベットで横になっていた。

?「・・・?」

黒い竜が起きたのでベットから出て焼いた鮎を用意した。
黒い竜はすぐに逃げようとしたが、害を加えないと理解するとおとなしくなった。
鮎を渡すと、素直にはぐはぐと食べた。
可愛い。

ジ「お前はなんていうんだ?」

?「カナタ。」

魚に無我夢中になりながらそのカナタという竜は答えた。

ジ「ガグラに何されたんだ?」

俺がそういうと、カナタさんはビクッとして震えだした。
きっと酷い目にあったんだろう、背中を見たらすこしだが噛まれた時にできたのだろうという傷があった。

ジ「大丈夫だ、あいつはもう寝てるはずだ。
起きたとしても鎖につながってるから平気だ。」

俺がそういうとカナタさんは落ち着いた。

カ「歩いてたらいきなりつままれて舐めまわされた
り、甘噛みされたりした・・・。」

お気の毒にと慰め、背中に絆創膏を張って、今日は泊まってけといって寝かせた。
その後、俺はモ○ハンをしてから寝た。



夜中。

ガグラ「ふぁ〜・・・お腹すいた・・・。そういえばあの
子はジオの所にいるのかな・・・。」

ガグラは鎖を安々とぶっ壊し、俺の部屋に入った。

ガグラ「いたいた・・・♪」
ガグラはそう言ってカナタさんに襲い掛かった。



さて次はお楽しみの捕食タイム・・・w
<2011/07/12 00:17 ガル>
消しゴム
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