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奇妙な伝説 − 旧・小説投稿所A

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奇妙な伝説
− 七不思議の7つ目の正体 −
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僕達は後ろを振り向いた。

自分「…あ… 」

そこにあったのは、白くとても大きな姿のがあった。

拓斗「な… だ…誰だ!!」

拓斗が少し乱暴な口調でそれに質問した。
帰ってきた答えは、それはあまりにも非現実なのだった。

??「私か?私はルギアだ」

ルギア… 聞き覚えのあるその名前は、自分があるゲームでいつもエースで使っているキャラと同じ… いや、
全く同じだった。

ルギ「それより早く喰わせてくれ。私は腹が減っておるのだ…」

ルギアがこっちに向かって歩き始めた。
その上彼の口からはポタポタと唾液が落ちていた。

拓斗「コイツ、本気で俺達のことを喰うつもりだ… 逃げろおおおおぉぉぉ!!!」

拓斗が大声で皆に指示した。
僕以外の3人はすぐ逃げることが出来た。

しかし僕は、すぐに現実が呑みこめない為、ルギアと歩調をそろえながらも後ろに下がって行った。

ルギ「やっぱりな…」

そういうと、ルギアの口から何かが出てきた。
ウニョウニョしたそれは、まっすぐ僕の方へとのびてきた。

ペースを速めて後ろに下がったが、それは僕の顔をゆっくりなでた。

とても温かくて、やわらかそうで、べたべたしたのが顔に纏わりついた。


自分「むわあああああ!!!」

くぐもった声で悲鳴を上げた。
僕の危機的な本能が働いたのか、そこから走って彼からできるだけ離れようとした。

ゲームなんかじゃない…!

遊びでもない…!

捕まったら本気で食べられる…!



僕はそのまま階段を狂ったようにかけのぼり、さらに上って、3Fまで来た。
そしてその通路を右へと曲がる。果ての見えない、とても長い廊下が僕を待ち構えていた。

僕は音楽室を目指した。そして後ろからは、

ルギ「私から逃げれると思うなよ!」

ルギアが後ろにいたのだ。


これで後戻りできない。僕は走りながら2-2教室のドアを横暴に開けた。

教室の中は奇麗に机が並べられていた。

しかしそれを蹴飛ばして自分の逃げ道を確保した。

ルギアが教室に入ってくる… 体格に合わなさそうなドアの門も、難なく入ってきた。


自分「来るなああああ!」

僕は目の前にあった椅子を取り上げ、それをルギアの頭めがけて投げた。しかし、

ルギ「ふん… 抵抗は寄せ。痛くないように喰ってやるから…な!」

ルギアに飛んで行った椅子は途中で空中に止まり、それは僕の近くのロッカーに飛んで行った。
まるで、気の力を匠に操っているかのように…

僕は教室を出て、音楽室方面に逃げた。

その時だった。
足に何かが巻き付いて、そのまま大きくすっ転んでしまった。




不思議と書いているうちにノベルゲームみたいな感じになってきた…
<2011/06/13 07:47 Fantom>
消しゴム
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