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奇妙な伝説 − 旧・小説投稿所A
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奇妙な伝説

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「はっ!!」

僕ははっとして辺りを見回した。


…電車の中だった。
見なれた電車の中だった。
電車の走っている走行音も確かな自分の記憶と同じ…


ああ、あれは夢だったんだ…


僕は天井を見つめる。
正直、気持ちがよかった。
最初はとても怖かった。ただ、なぜか彼らの中にいると、少し… いや、本当に気持ちが和らいだ。

そういえば、僕を守るために出てきたと言っていたが、…


「間もなく、終点、○○、○○に到着いたします。
降り口は、左側です」

電車のアナウンスが入った。
ああ、普段下りるところの3駅過ぎてしまった…

…仕方ない、親に迎えに来てもらうか…

僕はザックからテレホンカードを取り出した。
小学5年の時以来、全く使われていなかったこのテレホンカードは、奇麗な鏡のような湖が写っているカードで…

あれ?


僕が写っている… しかも……

レシラムとルギアが後ろにピースしながら写っていたのだ。



僕は、何かのイベントに違いないと思っていた。

しかし、それに気付いた時は、ちょうど○○駅に到着した。

僕は降りる準備をして、

”シュウゥゥゥン…”

電車のドアが開くのを待って、僕はホームに出た。
懐かしいの一言しかなかった。ここでやさしい駅員さんにお母さんを呼んでもらったんだっけ。
そう思った。

ホームを出て、改札を通って、僕は駅の北口から外に出た。

ただ、僕の目の前には…


あのレシラムがいた。

レ「一緒に帰ろうよ。
  ルギア先輩なら、先に君の家に向かっちゃった♪



 ほら、こっちにおいで♪」

レシラムが半開きの口からかわいらしい舌を出していた。
勿論僕は…










『奇妙な伝説』 Fin




はい、完結しました〜〜〜!!
     …シュール過ぎてますね…

それと閲覧数が1000を超えていました〜!!
本当にありがとうございます。

次回作については、
ただいまアンケート中なので、ぜひともご協力おねがいしまーす!!
<2011/07/10 22:29 Fantom>
消しゴム
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