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指輪 − 旧・小説投稿所A

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指輪
− もりのように・・・ −
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「・・・!?急いで村に避難勧告をするんだ!」

その日、エヴァリティス地方の西に位置する国・・・マデュアン国にて、避難勧告が発せられた。
国民には、理由が分からなかった。
マデュアン国には津波以外の災害はほとんど無い。
つまり、マデュアン国には津波が来ているということ。
しかし、津波の兆しは誰にも分かっていなかった。
三名と、一体を抜いては・・・。

「被害がどれだけのものになるかは、分からない」
「しかし、津波など・・・どこにも」
「・・・俺には分かる・・・とにかく、お前も避難するぞ」

男はその大きな建物から出て行く。
その大きな建物は・・・。



















「デュアル・・・始まったんだな」

『あぁ・・・これで、終わるさ』

「・・・そうだな・・・」

アヴァシャス・・・すまなかったな。
俺はお前ともっと生きたかった。
だけど・・・それも叶わないのだな。

俺のココロは大罪に呑みこまれていた。
そして、悪魔に・・・囚われていた。
俺の意志ではもう何もできない。
俺の意志では・・・もう、どうにも・・・。

「三回も津波を起こしたか・・・」

『もう一回行くぞ・・・掴まっていろ』

「あぁ・・・」

俺は最後の仕上げにアヴァシャスを乗せて大海に勢いよくもぐる。
しかし・・・。



















デュアルは俺を背中に乗せたまま、海に勢いよくもぐる。

『!?・・・すまない・・・アヴァシャス』

「!?」

俺の視界に映っていたのは、デュアルと・・・それよりも大きな龍の姿。
デュアルの体からは、夥しい程の量の血が出ていた。
その血は海水に混じり、そこらへんを紅く染めていく。
デュアルの体を貫いたものは、大きな龍だ。
その龍の、大きな角。

嫌だ、デュアル。
死なないでくれ。
沈まないでくれ!
何でだ?
どうして、こんなことにならなくてはいけない。
デュアル、俺を独りにしないでくれ。

俺の意識はそこで途絶えた。



















『お前には、生きていてもらおうか・・・』

大きな龍は独りの人間を乗せて浮上していく。

『デュアル、おやすみ』


はい、短いですねww

797(泣くな)ww

もう少しで完結?ww
<2013/03/07 23:12 ヘリオス>
消しゴム
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