PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル

指輪 − 旧・小説投稿所A

RSS | 感想 | TOP
指輪
− ・・・の、差 −
|<< < 9 / 10 >>|

俺は目が覚めた。
「・・・!?ここは・・・

どこかは分からない。
暗いからというのもあるが、俺は建物に入ったことが無い。

「起きたみたいだな・・・クロノ」
「誰だ、お前?」
「・・・俺は、マデュアン国の裁判所の長・・・スリート」

マデュアン国の・・・裁判所?
どうして、俺はそんなとこに居るんだ?
スリート・・・この男が助けたとでも?

「・・・俺は・・・クロノ、お前の実の兄だ」
「?・・・お前が、俺の兄?」
「そう・・・捨てられたお前に対して、俺は大事に育てられてきたんだよ」

スリートという、裁判長は俺の実の兄。
そして、俺は親に捨てられた。
逆に、目の前の兄・・・スリートは大切に育てられてきた。
嘘だろ・・・俺とこいつで、そんな差があって・・・。

「今までどう生きてきたかは知らない・・・だけど、生きるチャンスをあげるよ」
「は?・・・どういうことだ」
「・・・ここから、逃がしていいと言っているんだ」

有名な裁判長が逃がす?
罪人を逃がすのか?
それは、こいつだけの意思なのか?
誰かに言われているのか?
だとしたら、誰からだ?

「・・・逃げないのなら、ここで終わりだ」
「・・・どこから、出れば・・・」
「それでこそ、弟だ・・・」

スリートは、俺に抜ける道を示す。
記憶力はいいほうらしく、すぐに記憶し・・・逃げた。
淡い希望をココロに、俺は逃げた。

俺は強欲だ。

家族を欲した。
金を欲した。
愛を欲した。

権力を欲した。

あの男のような、権力を・・・。



















「これでいいのですか?」
「あぁ・・・」
「それで、貴方の目的は?」
「言う必要は無い・・・俺は、次の場所に行くからな・・・頑張れよ」
「分かっていますよ、ヘリオス・マツガ・・・永久を手に入れし者よ」






















「・・・アヴァシャス・・・なかなか、カッコイイわね」

・・・貴女が求めるなら、求めればいい・・・

「そうよね・・・私のものに・・・しようかしらね」

・・・これで、終わりかな・・・


短いねww

最後の場面はどこの奴かは分かるはずww
<2013/03/10 03:24 ヘリオス>
消しゴム
|<< < 9 / 10 >>|

TOP | 感想 | RSS
まろやか投稿小説すまーと Ver1.00b