楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル
月神 − 旧・小説投稿所A

RSS | 感想 | TOP
月神
− 捕獲! −
|<< < 6 / 11 >>|

少女の肩を叩いて振り向かせる。

「よっ。昨日は無事帰れたか?」

…実は気になっていた。
あの暗い森の中、何事もなく帰れたのだろうか。
しかし、早苗は、

「当然です。この森は庭みたいなものですから。」

と笑顔で言ってきた。
安心して、別れの言葉を口にしようとしたとき、

「おい、2人共。」

ガウル王に呼ばれた。
何事かと訊く前に、ロギア王が切り出してきた。

「今日から、お前達を、この森の夜の警備員に正式に任命する。」

一瞬の沈黙…
それを破ったのは、

「やぁったあぁぁぁあ!」

早苗の歓喜の叫びだった。
俺も内心嬉しかった。
早苗は強い。
強い者からは見て色々学べるし、それに、王に補食されなくて済む。
そんな期待を抱いていたら、

「あぁ、お前は日夜逆転生活だから、朝食って夜出してやる。」

…マジか。
意味ないじゃねぇか。

さらに、ロギア王が悪魔のような提案を

「なぁ、ガウルは確か魔法封印できたよな?」

「あぁ。それで、何をするつもりだ?」

「お互いの護衛交換してくれないか?早苗は魔法のせいで喰えないから…」

「いいだろう。交渉成立だ。」

…正気か?
ガウル王はこっちを見て言う。

「これは大事な外交だから、しっかりやれよ。」

笑顔で言うと、反論する前に、ロギア王に連れていかれた。

「今夜は可愛いがってやるからな…フフッ」

…もう口から涎が出ているのには触れないでおこう。
もう、俺の頭の中は、どうやって逃げ出すかしか考えてなかった。
早苗にアイコンタクトをし、夜、ここに集合と伝える。

…さぁ、どうしようか…


果たして、2人の運命は!?


今日はもう限界です。
<2012/11/11 23:04 ラムネ>
消しゴム
|<< < 6 / 11 >>|

TOP | 感想 | RSS
まろやか投稿小説すまーと Ver1.00b