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Z「くそっ・・・先進むしかねえか・・・」



Z「・・・なんかすげえな」

上を見上げると、長く暗い廊下が上に伸びていた。今立っているのは突き当たりだったところで、一番下にいることになる

Z「上には行けねえし・・・どうすっかな・・・」

辺りを見回していると、ガラン！と金属音がして、上から何かが落ちてきた。

Z「うおおおやべー！！」

さっき出てきた部屋に戻った瞬間、ガシャーン！とその何かが叩き付けられた。

Z「ふぃー・・・なんだこれ？」

落ちてきたのは、梯子だった。何かに引っ掛かっていたのだろう。

Z「これを使えば上に行けるか？」

ガッ！と荒々しく立て、上の部屋に梯子を掛ける。

Z「よし、うまくいったぜ」




Z「お？なんだこれ？」

何か見つけたようだ。

Z「日記か？ちょっと読んでみるか・・・」


アンディーの日記

10/15

今日から、わたしも日記をつけることになった。同僚の間で、日記が流行っているらしく、わたしもやってみようと思ったのがキッカケだ。明日から、本格的に始めようと思う。



10/16

今日は失敗尽くしだった。指紋を付けてしまうし、ダイイングメッセージを消してしまった。次は気をつけよう。それと、署内で風邪が流行っているようだ。ボブも風邪を引いたらしい。そこも気をつけていこうと思う。



10/17

あれほど言ったのに、わたしも風邪を引いてしまった。今日はやる気が出ない。今日書くのはここでおわろう。



10/18

あたまがぼーっとする。大ぶ重症らしい。それと、町に狂暴なヤツがでたらしい。ところかまわずかみついているという話だ。



10/18

ぼぶがしんだらしい。　　風のせいらしい。わたしはだいじよぶだろつか。しんばいだ。



10/18?

だめだ　　こわしたいこわしたい
なにがいい　　チェーンソー

チェーンソーだ

ういいいいいいい






くびとばした　　つかまった

にげた　　　　ころした





ういいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい



37564

こわす　おもしろ










Z「・・・・・・」

あまりの恐怖に言葉が出てこないようだ。

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