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月光は日常を照らして − 旧・小説投稿所A

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月光は日常を照らして
− 建設屋へ行こうジャマイカ −
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〜〜〜ドッペルパート〜〜〜

『っと、着地!』

ケイと別れた後、ドッペルは空を飛び続け、ある店の前に降りた。
店の名前は・・・<建設屋:reform&crusher>
と、書かれた看板がある・・・

『こんにちは〜♪』{ギィィィ・・・}
「ん、ドッペルさんか...」

ドッペルが音を立て、中に入る。
その奥で暇そうに立っていた店主、[バンギラス]が居た。

「あれ?ボクここに来るの初めてなのにボクの名前知ってるの?」
「あーこの街の中では有名だが・・・」
「そ〜なの?ヤッタぁ♪」
「で、今日は何の用件だ・・・?」

バンギラスは声があまり大きくない。
ボソボソ喋っていて、テンションが低い。

『それよりもキミの名前は?』
「俺か...名前は...ガレストだ...」

何故か自分の名前だけ小さく言っている。
恥ずかしいのか・・・?

『それじゃ〜ガレストさん、今回は家の改築をお願いしますお〜♪』
「改築か...どれ位だ...」
『ん〜全体的に2倍以上がいいかな〜♪』
「2倍か...時間が必要だがそれでいいか...?」
『うん、それでお願いね♪』
「それは決まったとして...相当な金額になると思うが...」
『そこは大丈夫!家にある宝石をガッツリ売ればすぐ払えるよ♪一括払いで....』
「本当か?ソレ...」

家を改築するのは決まった。
しかし代金をどう払うか聞いたガレストの顔が色々と焦っている。

『それじゃあボクは帰るね〜♪』
「ちょっと待て...建築するのにまだ決めないといけない部分が...」
『え〜まだなんかあるの〜?』
「ドッペルさんの家って山だろ...だからそのまま大きくするのは無理なんだ...」
『へ〜それで?』
「地面の中に部屋を造ろうと思っているのだが...」
『それ良いね♪地下室ジャマイカ!』
「ジ、ジャマイカ...?ま、まぁそういう事だ...」

ガレストは戸惑う表情を作りながら答えた。

「日にちは...今週のどこかで行けそうだ...家、片付けておいていくれ...」
『分かった〜今週だね♪』
「話は以上だ...ありがとな...」
『こちらこそ〜だぁね♪』
「ああ、帰り気を付けろよ...」
『お気遣いありがとね〜じゃあね〜♪』{ギィィィ・・・}

ドッペルが出口を出るまでガレストは見送ってくれた。
ドッペルはそれを見て、飛び上がった。

『こっからデュラウスさんのとこか〜ちょっと遠いかな・・・』

ドッペルがデュラウスの家にケイを迎えに行く。
そういう予定のようだ・・・

『ニュフフ・・・♪ケイ君はきっと食べられたであろうな♪』

不思議な笑みを作り、ドッペルはデュラウスの家へと、飛んでいった。



ドッペルさん、ゴメン...
文章短いでしょ....?
<2012/10/24 18:38 三日月の真実>
消しゴム
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