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月光は日常を照らして − 旧・小説投稿所A
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月光は日常を照らして
− 留守番中には○○ −
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「片付け終わったぁぁ〜…」
『んぐ…お疲れ〜♪』
「何食べてんの…?」
『冷蔵庫の中の余り物達だよ♪』
「ふーん…」

家の片付けが終わり、ケイがリビングに戻って来る。
そこにはドッペルが座っており、何か色々な食べ物を食べていた。

「僕さ、リフォームが来ている間に依頼行くんだ…だからドッペルは留守番お願いして良いかな?」
『…………良いよ〜♪』
「ありがとう、ドッペル!」

ドッペルは少し考えた後、笑顔でそう答えた。
それを聞いた理由は、今回の依頼はケイ一人(指定)の依頼だからだ。

「えーと、依頼主によると…ゲートスイッチ?…があるみたいだね」

ケイは片手に依頼の紙を持ち、文章を読み、家の中をクルクルと円を画くように歩き回っている。

「コレ…かな?スイッチ的なコレ…」

ケイが手に取った物は、何やら[押してください]叫んでいるような怪しげなスイッチ・・・

「さーて、行きま……{コンコンコンッ!}
『ガレストさんが来たみたいだよ〜♪』
「ちょっ、急がなきゃ…!僕は今出掛けてるって言っといて!」
『うん、分かった〜♪』
「{コンコンッ!}あの…誰か居ますか…………」
「うお、ドッペル!早く開けたげて…!僕は行くから…スイッチON!!」
{ヴヴゥンッ!!}

なんだかんだで色々している内にケイはスイッチを押す。
すると、音を立てて現れたのは大きな<門>

「ではそっちはそっち、こっちはこっちで頑張っていこう!」
『ラジャ〜!♪』
{ギィィィッ…バシュン!}

ケイは慌てて門を開き、中へ入って行く。入った瞬間、門はなかったかのように音を立てて消え去った。
ドッペルは敬礼のポーズをとるとすぐさま玄関へと向かった。

『へい!ガレストさん、今日はよろしくねッ!』
「あ、あの……はい…よろしくお願い…します…」
『やっぱり声小さいねぇ…』
「すみません……」

ドッペルが玄関を開けると、ガレストが背中に何かを背負ってつっ立っていた。
相変わらず小さい声だ。人見知り…?

『片付けはしたから…大丈夫だよ♪』
「コクン…」

ガレストが小さく頷く。
ほんの少ししか動いていない。

『ささ、上がって上がって〜♪』
「あ、ありがとうございます……よろしくお願いします…」

家の中では、これから大規模なリフォームが開始されようとしていた。


今日、練習試合で忙しかった…(汗)

よっしゃゃぁぁッ!どうぶつの森キターー(°∀°)ーー!
申し訳ございませんが、更新スピードが落ちると思いますが頑張って行きたいと思っております。
<2012/11/11 21:50 三日月の真実>
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