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月光は日常を照らして − 旧・小説投稿所A

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月光は日常を照らして
− デュラウスの相談、からの −
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〜〜〜ケイパート〜〜〜

「デュラウスさんの店は....んん、今日は休みなんだね」

ケイは地上に降りてゆっくりと歩いている。
デュラウスの店は気分次第で休みだから困ったな・・・

「この魔力石、凄いな・・・みるみる僕の魔力が回復していくよ」

歩きながら自分の首飾りを見つめている。
どうやらこの魔力石の首飾りには、魔力を回復させる力があるようだ。

「スキル使い放題になるのかな・・・♪」

笑みを溢して、自分の手のひらを見る。

「っとと、急がなきゃ!デュラウスさんに凄い事される羽目になるよ・・・」

そう言ってスタスタと音を立ててデュラウスの家に向かった。

「そう言えばスキルは街中で使っちゃいけないんだよね、本当は・・・(汗」

街中での魔力使用は御了承ください
と、書いてある看板をジッと睨むように見つめ、走り続けた。



スタタタタッ!




スキップ、スキップ♪




ちょっと休憩...♪






うおッ!?{ズシャャャャッ!}(転んだ





ラストスッパァァットッ!
ズダダダダダダダダッ!



20分後!(途中の休憩も入れて

「着いた・・・どんだけデュラウスさんは山に住めば気がすむんだ・・・?」

デュラウスの家に着いた。
デュラウスの家は街の中心から結構離れた他の家が建っていない山の中に家がある。

「デュラウスさん、入るよ・・・」
ギィィッ...

ケイは音を立てて家の扉を開いた。

「デュラウスさ〜ん、居ま・・・すか」
「んあ、誰だ?俺が寝てる途中だってのに・・・」

扉を開けると目を擦りながら胡座をかいて座っている。

「デュラウスさん、僕ですよ・・・?」
「なんだ、ケイか・・・どうしたんだ?」
「どうしたって・・・5日に一回のアレですけど・・・」
「アレ・・・?おぉ!アレか、こっちに来い」
「あ、はい・・・」(言わなきゃ良かったな・・・)

まさか本人が約束を忘れているなんて思ってもいなかった。
しかもそれを答えてしまった言葉を今すぐに取り消したい。

「おい、そこに座れあとこれ食べていいぜ」
「ありがとう・・・」

ケイはデュラウスさんに指定された座布団に座り、カットされた林檎を渡された。
意外と綺麗にカットされてるなぁ・・・

「旨いか?それと先に聞きたい事があるんだが・・・」
「美味しいですよ・・・それで聞きたい事って?」

ケイは林檎を食べながらデュラウスに言った。

「それがな、そろそろ街で<ハロウィンタイム>が、あるだろ?そこでなんかしようと思ってんだが、何か案はあるか?」
「え、まぁハロウィンなんだから仮装とか・・・?」

ハロウィンタイムは10月の月末に街全体で行われる大きな行事だ。
それよりもデュラウスが行事関係で頭を悩ませていることは意外だった。

「仮装ねぇ・・・ところでお前は何すんだ?」
「僕はお菓子でも作って街の方々に配ろうかと・・・」
「お菓子か・・・お前料理得意だったもんな」
「うん、問題は数なんだけどね」

自分が何をするかは決めている。
<お菓子>だ・・・
街の方々に配るとなると相当な数量が必要だがコレに決めた。

「そう言えばデュラウスさんって元々狼男だよね・・・」
「ああ、そうだな...しかし何も身につけなければ仮装じゃねぇだろ・・・」
「それなら、体の毛の色を変えてみるとか!?」
「それもいいな・・・魔力の色素なら簡単にできるし、楽だな・・・♪」

そんなこんなでデュラウスは仮装に決めたようだ。
でもまだやってないことが残っているな・・・

「相談終了かな・・・?」
「おかげで色々と参考になったな、ありがとよッ!」

デュラウスがケイの腕をがっしり掴んでいる。
準備はもう出来てるってか?

「さーてと...ちょっと早めの昼飯といこうか....ジュル」
「痛くしないでよ・・・?」
「いや、そろそろお前のことを消化してぇんだ...時間やるから自動蘇生使え...」
「ッ...逆らえないか...スキル[自動蘇生]」
「準備完了だな?」
「ちょっと待って!開けッ!異次元ゲート」
ジジジジジ・・・

捕食スイッチが入ったデュラウスに掴まれながらケイは自分に自動蘇生をかけ、異次元の空間に魔力石の首飾りを投げ込んだ。

「よし、良いよ....」
「本当は噛み砕きたいところだが今回も血を貰うだけにしておこうか...」

デュラウスがケイを片手で持ち上げて色々と怖い事を言っている。
ハロウィンでもスイッチ入ったら化け物になるじゃないか・・・

「いただくぜ、ククッ♪」
「うぅ.....」

デュラウスはケイの上半身を口内に収め、舌で舐め回している。

「血も貰うぜ...♪」ギシッ
「....ッ!」

ケイの腕を牙で噛み、血液を少しずつ奪っていく。

「やっぱりテメェはいつ食べても旨い...♪」
「そんなこと言われても嬉しくないよぉ...」
「他のヤツよりテメェの方がうめぇんだよ!大人しく喰われてろ....」
「・・・・・」(デュラウスさんコレなければ優しいのに)

心で思っている内に血液を奪われ、体力も減ってきた・・・
目の前の口内景色が歪んで見える。

「ん?もう限界かぁ?しゃーねぇからもう呑み込んでやるよッ!」
「ぐッ!」

体が全て口内へと押し込まれ、軽く舐め回された後にだんだんと傾斜がついていき、重力に従い喉奥へ落ちていった。

「ヘヘッ、ごっそーさん♪」

デュラウスが口周りに付いた血を舐め取りながら自分の腹を見て笑っている。

「ぐぁ...消化早いって....あ」ドチャ...

ケイは体力を失い、意識を手放して胃に倒れた。

「お、気絶したなぁ...そんじゃあ一気に消化といこうか...」

そう言ったデュラウスは胃を刺激し、胃袋にたっぷりと胃液を溜め、ケイを溶かしていった。


おお、2300文字も書いた...自分スゲェw(殴
なんか狼の獣人って良いよね...wデュラウスさん自分でも好き!w
次はドッペルさんです!
ハロウィンもいつかやろうと思っております。
僕、頑張るよ....Ф(∀・`)スラスラ~

<2012/10/22 20:38 三日月の真実>
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