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僕とお姉ちゃんの捕食日常日記 − 旧・小説投稿所A

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僕とお姉ちゃんの捕食日常日記
− 買収 −
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<ヒウンシティ>

「あ!お姉ちゃん、あれじゃないのかな。ヒウンシティの名物であるヒウンアイスのアイス屋さんって。」

「ふふっ、そのようだね♪じゃあ、いつでも食べれるようにいっぱい買ってくるね♪」

「わーい♪(お姉ちゃんまさかじゃないけどあれをやるんじゃ……)」

「じゃあ、行ってくるね♪(ふふっ、今回もあれをやろうかしら。)」

どすっどすっ

「いらっしゃいませ。(竜、いや新種のポケモンか…)」

ラストラ「このヒウンアイスのお店をください♪」

店員にはラストラの言っていることがわからなかった。

「……今なんと…おっしゃたのですか…」

「このお店をくださいっていったの。」

店員の顔が青ざめていくのが誰からでもわかった。

「あら?あなた、顔が青いわよ、大丈夫なの?」

「す、少しお待ちください……」

「だめよ♪可愛い弟が待っているんだから今決めて欲しいの♪」

「ですから、私はこのお店のオーナーではないので決める権利が……」

「アーーーン」

店員は言葉を自分の喉の中にすぐにしまおうと思った。なぜなら、目の前にオーナーがいるのだから。

「オーナーっていうのはこの人のことかしら?」

「…………あっ……ううっ……。」

オーナーはラストラの口の中にいた。しかもよりによって歯と歯の間に挟まっていた。

「なんてことを……しているのですか……。」

店員は周りを見渡した。しかし、並んで列を作っている客はおろか、ほかの店員もこの非常にまずい事態を気づいていなかった。

「ふふっ、早くしないと並んでいるお客さんからブーイングがくるわよ♪それとも、オーナーさんが私の栄養分となるのが先かしらね♪」

「……頼む……助けて……くれ……。」

オーナーは息も絶え絶えに店員に助けを求めた。店員はラストラにたいして返す言葉がなかった。

「………少し、店長と話してきてよろしいでしょうか。」

「それならいいわよ♪」

=15分後=========================

「お待たせー。」

「お姉ちゃんたら、またあの手でお店ごと買い取ったの?」

セルドンはどうやらラストラが今までやってきたことを知っている様子だった。

「いいじゃない♪また私のお店が増えたわ♪」

「まあいいけどさ、ほどほどにしてよ。」

「はいはい♪」

セルドンとラストラは今時分たちが何をしたのかを理解している。しかし、二人にとってはそれほど大したことではなかった。

「じゃあ、向こうでアイスを食べようか♪」

「そうしましょ♪」

===========================================================

「あいつら……かなり金を持っているな」

「よし、追跡しよう!」

ただ、何かが、二人に迫っていた。



以上より、ヒウンシティの名物アイス屋さんはラストラさんのものとなってしまいました。

「別にどうなってもいいじゃない♪どっちにしろヒウンアイスはこの街の名物だからね♪」

「……ちょっとやりすぎだと思うけどね…」
<2013/03/02 17:44 名も無き竜>
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