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・・・からの解放 − 旧・小説投稿所A

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・・・からの解放
− 次の異世界へ −
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ゼロ『・・・ん、寝てしまったか』
?『ゼロ、どうにか終わったよ』
レラと呼ばれているレシラムが言った。・・・復活の魔法陣があるということは、行ったのか。
ゼロ『ボウは元気なのか?』
レラ『一応元気だけど、ショックが大きくて・・・』
ゼロ『兄に殺られたんだ。それでショックを受けるな、など無理に決まっている』
どうやら、ボウはレラの足下でうずくまっているらしい。
ゼロ『この世界には居る必要も無いし、クロスが起き次第行くぞ』

*****

クロス『・・・ふわぁ。あれ、ゼロ・・・おはよう』
ゼロ『起きたか、クロス』
自分はゼロの腕を枕に寝ていたみたい。なんだか、少し落ち着いたかな?
クロス『ボウは?』
レラ『ここに居るよ』
自分は白い龍の足下に居るボウを見つけた。昨日みたいな怪我は消えていた。これも異世界がなんでもありだからか。

クロス『ボウ、何があったかは僕には分からない。けれども、何があろうと自分の道で立ち止まっちゃ駄目だよ』
ボウ『俺は・・・俺』
ゼロと白い龍に少し時間をくれるように頼んだ。ゼロも白い龍もすぐにOKを出した。

クロス『ボウ、何があったの?』
ボウ『俺、兄貴に・・・クロスと一緒に居るなと言われたんだ。でも、俺はそれは嫌だった。でも、兄貴は聞いてくれず、自分と行かないなら殺すと言ってきた』
その後、ボウは続けた。
ボウは兄貴から譲り受けたレシラムとの契約印を、自分に渡した。しかし、それは裏切り行為。兄は剣を出すと・・・
クロス『そんなことがあったんだね。ボウの気持ちは分かる・・・けど、やっぱり駄目だよ。一緒に行こう!僕が守る!絶対守る!命賭けても守るから』
ボウ『なんでクロスは、俺のためにそんなことまで言えるんだ?』
自分はボウがそんな返事をするとは思わなかった。しかし、すぐに答えは出た。
クロス『ボウは、僕に初めてできた、人間の友達だからだよ。友達を守るのは当たり前だからね』
ボウは立ち上がり、言った。
ボウ『ほら、行くぞ!』
自分はすぐに頷き、ゼロ達のもとに駆け出した。

ゼロ『いいんだな、ボウ』
ボウ『勿論!』
ゼロはボウを持ち上げ、口の中に放り込んだ。すぐに、喉に膨らみができ、そして、消えた。次は僕の番だ。なんだか、嬉しい気分だ。
クロス『ゼロ』
ゼロ『何だ?』
クロス『僕を味わってよ』
ゼロはポカンとしていたが・・・
ゼロ『クロスの、主人の要望なら答えなくてはな』
ゼロは、自分を持ち上げると、まず顔を一回舐めた。ヌルヌルする生暖かい唾液が顔全体を覆う。
ゼロ『いい味をしているではないか・・・クロスよ』
そういうと、ゼロは自分を口内に落とし、舌での舐め回しを開始した。桃色をしていて、ぷにぷに柔らかい舌で
クロス『気持ちいい♪』
どれだけ、舐め回されたのかは知らない。しかし、自分は疲れきったのか、寝ていた。それに、気がついたゼロは、起こさぬように優しく呑み込んだ。

*****

ゼロ『待たせたな、レラ』
レラ『久しぶりに楽しそうな顔を見れて退屈凌ぎにはなったけど』
我は異空間への扉を開いた。


クロス『そう言えば、ゼロ』
ゼロ『何だ?』
クロス『最近、クロスって呼ぶようになったけど・・・どうして?』
ゼロ『それは、台本に・・・』
レラ『台本には貴様って書いてあるけど?』
ゼロ『レラ、勝手に人の見るな!』

ボウ『クロスのことを認めたのかもな』
クロス『?』
<2012/08/07 02:17 クロス>
消しゴム
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