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クロス『危険な提灯でも先に切るよ』
ボウ『任せたぜ』
自分は持ち手の先に黥を当て、魔力？を剣に貯めている。
クロス『いあいぎり！』
剣を素早く抜き払った。すると、音速でプラズマの波が放たれ、チャナガブルの提灯を切り落とした。
ボウ『流石！次、やってやれ！』
言われずとも。剣は抜いたままだが、次も先程と同じ部分に魔力？を貯めて、勢い良く突きだした。
すると、ビーム的な物が放出された。

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ゼロ『それにしても、クロスは何者だ？』
あの漆黒の剣には、ちょっとした封印を掛けておいたはずだが･･･封印の存在も、気づかぬまま解いてしまうとは
ゼロ『クロスに会えて、何故私はこれ程に嬉しいのだ？クロスには人間界で初めて会った･･･はずだ』
頭の中では、記憶の内に秘めていたはずの名前がぐるぐる渦巻いている。

ゼロ『フレダー･･･サンレイ』
クロス『どうしたの、ゼロ？』
ゼロ『なっ！？』

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ゼロ『何時から居た！』
クロス『今さっきだけど？』
驚いた顔も少しかわいいかも･･･あれ、何か忘れているような？
ゼロ『それは、我が貴様の心の内の言葉を聞けると言うことでは？』
しまった。もしかして、本当に喰われるの？まぁ、いいかもね。疲れたし･･･
ボウ『チャナガブルを調理できたから食おうぜ。魚類は早めに食べるべきだろ』
ゼロ『そうか。クロス、行くぞ』
クロス『え･･･あ、うん』
鍋を見ると、チャナガブルいがいに、甲殻類も多数入っていた。
ゼロ『いただくとするか』
クロス＆ボウ『『いただきます』』

クロス＆ボウ『『ごちそうさま』』
ゼロ『ほぅ、貴様らはこれ程に上手い物を作れるのか。まぁ、肉が入っていたからか？』
肉ねぇ。･･･そう言えば、何時自分はゼロに喰われるのだろうか？･･･ゼロ、何時？
ゼロ(一眠りしてからだな)
ゼロは気がつけば顎を左腕に乗せて寝転がっていた。それじゃ、自分も･･･
ボウ『お前も寝るのか？』
クロス『そうだけど、クロスは？』
ボウ『何時喰われるか分からないから、起きている』
それは無理だと思う。睡眠不足で逆に喰われる。
クロス『ゼロ･･･おやすみ』

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