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・・・からの解放 − 旧・小説投稿所A

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・・・からの解放
− 知らぬ間の契約 −
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ボウ『そうだ。クロスは、ゼクロムと契約を結んでいるのか?』
クロス『契約?そんなの知らない』
契約って、何?なんか、左手のひらに黒い龍の黥?があるけど・・・何?
ゼロ『契約は我が勝手にさせてもらったが、黥がどこに現れたか・・・ん、左手のひらに』
クロス『これが契約の黥?』
ボウ『手に現れたのか。良かったな』
何で良いのか分からないけど、まぁ良かったのか?それにしてもゼロの考えている時の顔・・・
クロス『かわいいかも』
ゼロ『ん?なんかいったか?』
クロス『否、別に何も』
ゼロは再び考え出した。でも、なにを考えて・・・ん?
クロス『ボウ、弓矢貸して!』
ボウ『どうして?』
クロス『いいから早く!』
ボウは訳が分からぬまま、自分に弓矢を渡した。左手で、矢を引き、狙いを定め射った。
?『ぐはっ!?』
ボウ『何だ、今の声!?』
矢に一瞬だけ雷が発生しなかったかな?それに、この矢は攻撃力高すぎな気が・・・木に、穴開いてるし。

ボウ『こいつは』
クロス『知ってるの?』
ボウが話すには、この異世界には自分達以外にも人間が数多く来ており、その中には凶悪犯もいるのだとか。そして、その凶悪犯は異世界にて強い魔物を契約下に置き、元の世界で大量殺人をしようとしているのだとか。そして、他の契約者で強い魔物を持っている者がいれば、その者を殺し、無理矢理魔物を契約下に置くらしい。

ゼロ『戻ってきたか、貴様ら』
クロス『それで、考えてたことは解決した?』
ゼロ『実はその手のひらに黥が現れた者は・・・・・・・・・・・・・・・と、いうことだ』
クロス『そうなんだ。だからさっきも』


クロス『ところで、手のひらに黥が現れたらどうなるの?』
ゼロ『それが・・・』
クロス『それが?』
ゼロ『我も知らぬ』
ボウ『いかにも知ってそうだったけど・・・』
クロス『台本にはなんて?』
ゼロ『見るか?』

クロス『・・・・・・・・・・・・・・・だね』
ボウ『自分で学べってことね』
ゼロ『それでは、次回は訓練だ』
クロス&ボウ『『オー』』
<2012/08/02 12:40 クロス>
消しゴム
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