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ア「ワシの尻尾が･･･」

太くて、叩かれるとすごく痛い尻尾。その尻尾の先端に、刃のような物が尻尾から生えていた。

黒「･･･おそらく･･･アンクルがドラゴニウムを吸収した結果だと思うが･･･嘘だろ？」

ア「むぅぅ･･･」

試しにアンクルが尻尾の刃で大木を切り付ける。すると切れ味がよいのか、大木がスパッと切れてしまった。

ア「恐ろしいのぅ･･･」

黒「普通にやばいアンクルが･･･そんな凶器を･･･」

ア「取れないのか？黒竜よ！」

黒「･･･切断するしかないか？」

ア「ぐぅぅ･･･痛そうじゃのぅ」

嫌になったのか、尻尾を地面に突き刺した。

ｱﾏﾂ「･･･おじ様」

ア「うむ、心配かけたのぅ･･･」

フ「一難さってまた一難ですね」

黒「他のドラゴニウムに聞いてみたが･･･取り出しが難しいようだ。神経や血管が繋がっていて、そのドラゴニウムがアンクルと上手く同化しているようだ」

ア「うむ･･･上手く適応するか･･･」

その後、なすすべが無く、一度皆でアンクルの住家に帰ることにした。

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