---

黒「そこに居るのは誰だ!?」

ｱﾏﾂ「？」

グ「？」

黒竜が振り向く先には･･･何も居ない･･･っと思ってたアマツとグラン。

しかし、しばらくすると･･･

黒「まずい！皆飛ぶん･･･グォォ!?」

ｱﾏﾂ「黒竜！･･･キャアッ!?」

グ「えっ？何！･･･アマツさん！」

突然現れた「影」に吸い込まれていく黒竜達とアマツ、グラン・ミラオス。

黒1「アニキ!?」

黒2「これってまさか･･･」

黒3「･･･ファーブニル･･･」

ズズズッと影に飲み込まれてしまう皆。そのあとはその影もどこかに行ってしまい、厄海にはスーンが取り残された。
――――――――――
た「あっ！戻ってきた♪」

しばらくして、ドラゴニウムがスーンの胃壁から湧き出てきて、よくみると新しいドラゴニウムも･･･

た「う〜ん･･･何座か分からないや。黒竜に聞くか♪」

っとまずはここから出ようと、胃壁をくすぐってみた。
――――――――――
ス「･････････うぅ･･･気持ち悪い･･･ゲホゲホッ！」

た「うわぁぁっ!?」

気がつき、咳込むスーンから吐き出され、なんとか出れたが･･･粘液でべっとりなので私は海に飛び込んだ。

ザバンッ

ス「･･･俺は？･･･それにここは？･･･」

さっきまでの記憶を思い出そうと必死になるスーン。状況把握が出来ていなかった。

た「ぷはぁ･･･なかなか気持ち良かった♪」

海からはい上がって、私はスーンの元へ走った。

ス「･･･たぐとも？」

た「気がついた？スーンは洗脳されていたんだよ？」
ス「そうだ！俺はグランに･･･って･･･あいつは？」

た「んっ？･･･海には居ないよ･･･って･･･」

た･ス「「誰も居ない？」」

しばらく私とスーンは辺りを探し回った。

---