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タンジアの港付近

た「はぁ･･･厄海に来てしまったか･･･」

黒「ドラゴニウムの反応はどうだ？」

黒1「･･･二つあります」

黒2「多分一つはスーン殿」

黒3「･･･あと、誰か･･･」

ｱﾏﾂ「やはり･･･あの子かしら？」

話しをしているうちに、突然辺りが寒くなる。もしかして･･･

ス「おらおら！」

た「げっ!?」

黒「スーンが暴れている」

ｱﾏﾂ「スーン！」

ス「皆、凍えろ！」

スーンが吹雪ブレスを吐き出し、辺りを寒くさせる。しばらくすると･･･

ドカーンッ！

た「うわっ!?今度は溶岩が吹き出してきた！」

黒「なんだこりゃあ!?」

ｱﾏﾂ「きゃっ！」

上空から落ちてくる溶岩をかわし、スーンを見てみるが、スーンは辺りを寒くさせている。やはりあいつが･･･

ザバーンッ！

突然海の方からあの古龍が顔を出した。

？「寒いわボケ！暑くしろや！」

た「グラン・ミラオス！」

黒「で、でか！」

ｱﾏﾂ「あら？こんなに大きく･･･」

グ「ガァァァァ！」

厄海に住まうグラン・ミラオス。
奴の体からは溶岩が詰まっているのか、体が一部、海の中でもシューシュー音をたてて、煮えぎたっている。

そして、奴の体からも溶岩塊がこちらに降り注ぐｗ

た「さむっ！あつっ！」

黒「目茶苦茶じゃないか･･･」

ｱﾏﾂ「二人ともやめて！」

た「やっぱり古龍は怖いのばかりだ･･･」

どうやって解放すればよいのか分からず、ただ怯えていた･･･

黒「最初にどっちを解放すれば･･･」

ｱﾏﾂ「スーン、しっかりしてよ！」

ス「うるせえ！寒い方がいいんだよ！」

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