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た「え〜っと･･･現状況を整理すると･･･」

黒1「この異界に住むドラゴンがドラゴニウムに乗っ取られ･･･」

黒2「何かしでかしているはずが･･･」

黒3「･･･どこにもいない」

黒「うーん･･･何故だ？」

た「そういえば、前、ファーは湖に帰ったのなら、あの湖にまだ居るかな？何か分かるかもしれないし？」

黒「そうだな･･･行ってみるか」

私があらかじめ、異界のあちらこちらに行けるように魔法陣をいくつか設けており、トランサーを使って黒竜達と湖へ転送魔法を使った。

た「よっと！」

黒「湖〜･･･なに!?」

た「えっ？･･･これはひどい･･･」

直ぐに湖を見てみるが･･･そこは水が枯れはてた凹地となっている。

た「竜の実が！･･･全部枯れ果てている･･･」

黒1「幻の果実とも言われている」

黒2「竜の実。それが･･･」

黒3「･･･全滅」

た「･･･ファー！どこに居るの!?」

黒「･･･ダメだ、追跡魔法が効かない。どこに行ったのか分からない！」

た「･･･ファー･･･」

黒1「アニキ！」

黒2「ドラゴニウムの反応が！」

黒3「･･･近い」

黒「何!?どこだ！」

辺りを見渡すが･･･何も居ない･･･











黒2「上空ですアニキ！」

黒「なっ!?･･･馬鹿な」

た「･･･そんな･･･」

私は上空にいる竜を見た瞬間、体制を崩してしまった。

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