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【保】粉砕された日常2(2nd) − 旧・小説投稿所A

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【保】粉砕された日常2(2nd)

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リーナさんが他クラスの奴らに突撃していった後
それはもう、酷い有様で人が宙を舞い
焼死体と血溜まりがグラウンドに出来上がっていた

リ「…我らが同胞の怨み思い知ったか…」

ラ「…終わったようだな」

大「終わりましたね…二つの意味で」

俺はこの時、竜族は怒らせちゃいけないと深く心に刻み込んだ。

リ「…」

リーナさんが無言のままこちらに歩いてくる
正直逃げたい

ラ「すっきりしたか?」

リ「…」

ブンッ…

ラ「そうか、次は我も混ぜてくれ」

答える代わりに尻尾を少しだけ振って答えるリーナさん
会話の内容から察するに、粛清してすっきりしたらしいけど
ラギア様、あなたは混じらないで下さい世界の終焉が来ますから。

大「…そろそろ、俺教室に戻りますね…」

グラウンドに転がっている奴らは、後でラギア様が蘇生して下さるだろうから
そのまま、放置して教室に戻った
その後、俺は普通に授業を受けて帰宅したが
モンハン2nd Gで全武器防具を集めたあいつは
多分リーナさんから惨刑に処されたんだろうな




自宅の自室

ガチャッ…

大「ただいま…」

ラ「遅かったな?」

こたつにINして出迎えてくれるラギア様

大「放課後にリーナさんの事で先生に呼び出されたんですよ」

あれだけ騒ぎを起こして色々言われなかったなんて事はなく
かなり、先生達に釘を刺されてしまった

ラ「ふむ…リーナもすっかり有名になったな」

リ「…あまり嬉しくないの…」

何でリーナさんが人の部屋のこたつにINしているんだろうか
しかも、ミニサイズで寝そべりながらみかん喰うな

大「…で、なんでリーナさんがここにいるんですか?」

リ「ラギア殿から話を聞いた限りでは、お前のところが一番落ち着くと思ってな…しかし、温いのう…」

絶対こたつ目当てだろ…

ラ「それに、大樹も我らが近くにいたほうが安心出来るだろう?」

確かに一利ある、野放しにするよりかは
近くに居てもらったほうが安心出来るし何より目の保養…げふんげふん

大「はぁ…断っても居座る事は目に見えていますから、いいですよ」

リ「すまぬな…後…」

大「後?」

リ「ベッドに何かいるようだが…」

とリーナさんに言われ、ベッドを見ると明らかに何かが毛布に潜り込んで寝ているのがわかった

大「もう何が来ても驚かないよ」

そんな事を言いながら毛布を剥ぐと

少女「すー…すー…」

見知らぬ少女が人のベッドで爆睡していた。



<2011/11/28 23:38 大樹>消しゴム
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