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【保】粉砕された日常2(2nd) − 旧・小説投稿所A

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【保】粉砕された日常2(2nd)

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少女「…すー…」

バサッ…

俺は何も見ていない、何も見ていない
何も見ていないから、毛布を戻したんです。
決して、ベッドに見知らぬ少女が爆睡していたから毛布を戻した訳じゃない

大「俺は何も見ていないから」

リ「…現実を見ろ人間(笑)」

ラ「リーナの言うとおりだ、現実を見ろ大樹(笑)」

二人でこたつにINしながら、半笑いでこっちを見るなこっちを

大「はあ…」

仕方ないので半笑いしながらこちらを見ている竜族二人を無視して
もう一度毛布を剥いだ

少女「すー…くー…」

髪は緑色で耳が長い少女が紛れもなく
人のベッドで爆睡していた

ラ「…旨そうだな…」

一目見た瞬間の感想がそれですか
某所の映画のタイトルじゃあるまいし。

大「まあ…捕食(厄介事)処理してくれるなら食べていいですけど、ちょっと待ってください」

リ「何をするのだ?」

大「定番悪戯をしようかなと」

きゅぽっ…きゅっきゅっ…

俺はそう言いながら、水性ペン(黒と赤)を取出し
水性ペン(黒)で、少女のおでこに肉と書いた

ラ「赤ペンは何に使うのだ?」

大「でこに肉と、きたら頬に渦巻き」

そう言いながら、頬にも渦巻きを描いていく

リ「帰ったら、木の実を潰してアカルにもしてやろうかの…♪」

リーナさんに余計な知識を与えた事にちょっと後悔しながら水性ペンをしまう

ラ「では、頂くとするか…」
はぐっ…あぐっ…レロッ…びちゃっ…あぐっ…むぐっ……ゴクン…

ものの数分でベッドにいた少女はラギア様の腹におさまった。

ラ「ふぅ…大樹、すまぬが我とリーナから頼みがある…聞いてくれるか?」

大「何でしょうか?」

ラ&リ「みかん追加」

その後は、皆でこたつにINしながらみかんを食べて
肉が欲しいからって二人にジャーキーされて1日が終わった。




次の日、学校

先生「突然だが、クラスに転校生が来ることになった」

ざわざわ…ざわざわ…

転校生位でざわざわするな
世の中には、竜族にジャーキーされて
あの世と現世を行ったり来たりしてる人間だっているんだぞ
ラギア様とリーナさんのジャーキー、凄かったけど

先生「それじゃあ入って」

大「…」

半分予想付いてたけどさ、ここまで来ると
もう、驚く事すら面倒になっていた

先生「新しく転校してきた、月宮 リーフさんだ」

リーフ「月宮 リーフと言います、皆さん宜しくお願いします」



<2011/11/28 23:38 大樹>消しゴム
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