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翌日：カックー家

？？「暇やし来たったで〜！ってカックー？」

カク「・・・。」

昨日は疲れた・・・
何度か喰われてたけども
慣れないもんだ全く・・・

？？「おーいカックー！聞いてーや！うち、ほんまに帰んで？」

今朝も学校遅刻したし
シーラには昼食代払わされるし
どいつもこいつもみんなシロナガスのせい・・・

？？「帰んで？いいんやな？もう知らんで？いま来た所やけど帰んｄ・・・」

カク「うっさーい！！なんやねんマリンうつってしもうたやか！」

マリン「そ、それは知らんで！」

こいつはマリン・・・滋賀県民だったらしい
こう見えても世界的に有名な池水医院のおじょうさんだ
悪く言えばナリキンだ

カク「なに・・・」

マリ「えっとな、森見に行かへん？」

カク「え。」

仕方ないしちょっとついて行ってみるかと思ったけど
後からやめればいいと気づいたな・・・

現在：空夢森林

マリ（こんな簡単にデートってできるもんなんやなぁ）

カク「ああ、落ち着くな・・・。」

ここは海空市の自然が一番多く残るところ
まあ、古い洋館や友達の家とかもあるけど・・・

？？「あっ！カックー！ドゥルッフー！」

カク・マリ「何だそれ。」

うわ！フルリーだ
しかも、これまた暑苦しそうな・・・
って乗ってくるな！おい！

カク「むぎゅ。」

フル？「もっふもふでしょ〜！」

マリ「カックー大丈夫か？」

またこれはデッカイ『けもりゅう』だし
まあ、まずふわふわな分
潰れることはないけど

カク「暑いって・・・」

マリ「フルリー退いたげて！」

フル☆「ごめんね〜・・・」

ズズッ・・・

カク「・・・死ぬかと思った・・・」

マリ「フルリーの上で横になっとき。うちはエエし。」

カク「すまん。じゃフルリー乗るよ。」

フル☆「うん、乗って。」

・・・・・・・・
・・・・・
・・・

それにしても、あれは普通の人間なら死んでたぞ・・・
おれが普通じゃないからよかったけども

カク「・・・おい、マリン・・・」

・・・・・

カク「マリン？マリーン！！」

・・・・えっ？・・・・いない？

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