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Lunatic Diamond − 旧・小説投稿所A

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Lunatic Diamond
− 氷像 1 −
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突如視界が光に包まれた。

眩しさに僕は目を覚ます。

「ほら、これあげるからね。ねっ♪」

「さっき貴方が食べてた人間じゃない!」

二つの声色。

一つはレムリア。もう一つは分からない。

あげるって……どういう事だ?

「……わかったわ。それで勘弁してあげる」

「本当!? じゃ、シャワー浴びてくる♪」

不安そうな表情が一変、明るい表情を取り戻す。

そのまま僕を放ってレムリアは浴室に向かったらしい。

「こんにちは。人間さん」

レムリアとは一転、蒼を身に纏う竜。

レムリアによって蹂躙された僕を餌を見つめるような視線を送る竜。

「私はネージュ。覚えなくて結構よ。レムリアの代わりにボロボロにしてあげる」

その言葉を完全に理解する前にそのしなやかな尾に巻き取られ、吊るされる。

そして、氷の息吹で壁に貼付けられてしまう。

「ッう!?」

さらに悪い事に纏わりつくレムリアの粘液も凍てつかせられ些細な動きも封じられた
体温さえも奪われてしまう。

「どう? 氷像にされる気分は?」

「うぅ……さ、寒い」

言ってしまってから築いた。

この言葉≠言わせる為にわざわざ氷像を施したのだ。

その証拠にネージュの表情は邪悪に歪んでいる。

「あらあら、それは大変ね……ふふっ」

ぐばぁ、と蒼から赤が生み出される。 






<2011/08/09 21:48 セイル>消しゴム
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