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Lunatic Diamond − 旧・小説投稿所A

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Lunatic Diamond
− 氷像 2 −
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「っう!?」

ネージュに咥えられたようだ。

氷よりは幾分か暖かいが、

ひんやりとした温度をもつ口内。

そのまま、冷たい粘液を纏う舌が顔を舐め上げる。

「暖めてあげる」

その言葉と同時に舌の蹂躙が加速する。

生々しい音を奏でながら顔をさらに舐め上げられる。

「んぶぅ・・・やぅ」

敏感な部位を舐められ体は反応する時が少々。

しかし、体を氷像にされているために抵抗は出来ない。

それどころか体温はそれに奪われている。

暖めるという理由を口実にネージュは僕を味わっているのだが。

「良い声で鳴くわね。顔が見えないのが残念ね」

「やあっ・・・」

体の肉に牙が食い込む。

こちらも視界は暗闇に包まれネージュの表情は分からない。

執拗な舐め回しが終わったかと思えば今度は甘噛み。





<2011/08/13 19:20 セイル>消しゴム
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