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2
メンフィスに夜着を着せ付け、自分は肩衣に包まって部屋に戻った。
部屋の食事はもう綺麗に片付けられている。
メンフィスはキャロルを抱いたまま、自分の部屋を通り過ぎてキャロルの部屋へ入っていった。
「今宵は此処で過ごす。」
寝台の枕元に剣を置く。床頭台には酒の壷と水差し、杯が二つ。
「あの契約書は何処にある?」
「引き出しの中よ。」
メンフィスは黙って中を改めた。契約書と以前キャロルが此処へ来た時に持っていた銀のロケット。
それ以外には何も入っていなかった。
「側室の持ち物にしては少なすぎる。」
言いながらパピルスを取り出し広げて一読した。
「間違いない。では。」
言うなり一気に引き裂く。
「何をするの!?貴方がそんなことをするなんて。」
「・・・・・そろそろ身体が苦しいだろう。薬は塗っておいたぞ。安心致せ。」
「あ・・・んん・・・うふっ・・・」
「キャロル・・・愛している・・・」
三回目の優しい口付け。その間にメンフィスの手が肩衣を解き、キャロルを生まれたままの姿にする。
膝に座らせ、仰け反らせた首筋から胸元へ、指を滑らせて滑らかな感触を味わう。
いつもは必ず抵抗するはずの身体がすでに綻んでいる。
「もう少し量を減らしても良かったか・・・まあ良い。」
言いながら指で胸の頂を摘み上げる。ごく弱くだがキャロルは切なそうに溜息を漏らした。
「どうした。いつもの元気は何処へ行った?」
「・・・あ・・・なんだか・・・ぼんやりして・・・身体がだるいの・・・」
「効きすぎたか・・・慣れていないのだから仕方あるまい。」
白い肢体を褥に横たえ、逞しい体躯が覆いかぶさってくる。
白い首筋、肩、鎖骨の窪み、そして白い二つの丸み。
ゆっくりゆっくり指を滑らせ、唇と舌でたどり、気にいった場所に花びらを散らす。
頂を咥え、甘く歯を立てる。あるいは舌で突いて転がしてみる。
もう片方は掌で包んでゆっくり揉みしだき、摘み上げる。
「あ・・・ああ・・・あ・・・」
キャロル・・・愛している・・・」
「お願いだから・・・それだけは・あっ・言わないで・・・ああ・・・っ」
「何故だ?」
「ああっ・あ・・・どうしても・よ・・・っ」
「理由にならぬな。」
「ああっ!!」
強く摘まれた。ぴくりと肩を震わせキャロルが悶える。
「だって・・・貴方はファラオでしょ・・・う・・・っ・望みの物はなんだって手に入るわ・・・
毛色の変わった私なんかに構っても・・・・ああっ・すぐに・飽きるだけ・よ・・・ああうっ!」
「愛している。」
「お願いだから・・・お願いだから何も言わないで。早く私に飽きて捨てて。」
「ではお前が申せ。愛していると。」
「!!・・・そんな・出来ないわ。」
「必ず言わせる。」
そのまま唇を奪われた。今までとは打って変わった激しい勢いで舌を絡め、こすり付け、吸い上げる。
白い双円を揉みしだき、捏ね回す。
それで肢体に火がついた。
「うふっ・ううんっ・くうっ・・・・ううんっ・あっ・ああっ・や・いやっ」
「申せ。」
「いやっ・いやよ・貴方は私を嬲って・喜んで・・・る・だけ・よ・ああう・・・っ」
硬く勃った乳首を噛まれる。片手が肌を滑り出す。
「あああっ・あ・あっ・い・いやっ・いやあっ」
もがく足の間に膝を入れ、少しずつ上に向かって開かせてゆく。
口内を犯しながら片手でくびれた腰を擦り、太腿の間に差し込む。
ゆっくり上に向けて触れてゆくと、白い肌が切なく震えた。
「あ・・・もう・・・やめて・・・止めて・お願い・・・ひっ」
今更何を言う。未だ触れてもおらぬのにもう濡らしておるぞ。媚薬を飲ませた責任は私にあるからな。
きちんと償わねば。」
膝を立たせ、大きく開かせて先ずは指を一本。膨らんだ花びらを突くと尻が揺れる。
そのまま花びらの間に指を入れ、濡れた宝玉をたくみに探り出した。触れるか触れないかの優しい感触で突く。
「あああ・あうっ・あっ・ああ・ああ・あうう・・・あうっ」
指にあわせてキャロルの白い喉が仰け反り、高い悲鳴が上がる。
時間をかけて徐々に強く早く。
「あっ・はっ・ひい・ひい・ひぃっ・う・くうっ・くうう・ひっ」
いきなり止まった、。キャロルの肢体ががくりと褥に落ちて溜息をつく。
「ああ・・・・・」
「愛している。」
「・・・うそよ・・・」
もう一度。
「ああう・あっ・あっあっ・あっ・あひっ・あひいっ・ひいっ・ひいいっ」
先刻より強く。何度も繰り返されるその度に、嬌声が高く、大きくなる。
キャロルが行き着く寸前で指を止め、その度に愛の言葉を囁き、強要する。
まるで甘い麻薬を耳と秘所に注ぎ込み、染めてしまうかのように。
数回繰り返すと、指を引く前に白い尻が痙攣して少女が登り詰めた。
「キャロル・・・愛しているのだ。何故受け入れぬ?」
「貴方と私は『契約』を交わしただけよ・・・飽きたら解放するって・・・それだけよ・・・」
暖かな白い肢体を抱きしめ、滑らかな肌を味わいながら尋ねるのに、キャロルはぼんやりと答える。
「あれはもう無効だ。私がこの手で破ったのを見たであろう。」
「そして新しい契約を結べと?・・・側室として、飽きるまで侍れと?」
突然身体をうつ伏せにされ、持ち上げられた尻に指が触れる。鋭敏になった花びらを割って、再び宝珠を擦り上げられる。
「っ・あああぅ・ああっ・あっ・うっ・あうっ・はうんっ・い・いや・いやあっ」
「誰がそのようなことを申した?私の言うことが未だ信じられぬのか?」
「あっ・あああっ・ひっ・ひいっ・やめ・やめてっ・こんな・・・あっ・・・こんな・・・っ」
媚薬で火照った肢体は直ぐに潤い、泉から愛液が溢れ出した。
宝珠を擦り上げる指に絡みつき、滑りが良くなった指は更なる快感を身体に与える。
「あっ・あああっ・ひい・ひい・ひいっ・ひいっひいっ・あっ・も・もう・もうだめっ・あっ・ああっ」
ずぶりと音を立てて、長い指が一本、泉に挿入った。
「あっ!!ああああっ・いやあっ・いやっ・いやっ・はああっ・はあっ・あああんっ」
白い尻がぶるぶる震えている。ぽたぽた蜜を零しながら、挿入た指に喰い付き締め上げる。
「おお・・・凄いな。よく締まる。さぞかし素晴らしいことだろう。」
そのまま親指で宝珠を弄ると白い喉が泣き叫ぶ。
「あああっ・あひい・ひいっ・ひああっ・あああぁぁあ・あうっ・あうっ・・・ああぁぁぁあああっ」
「愛している・・・愛している・・・愛しているのだ・・・キャロル・・・」
挿入た指で内部を擦り上げ、かき回し、親指で宝珠を擦り上げ、押し潰す。
「あああぁぁあ・ああ・はっ・はうっ・はっ・はっ・あっ・あっ・・・――――――!!
声にならない悲鳴を上げて、キャロルは果てた。
褥に突っ伏し、尻を上げたまま失神しているキャロルの背に覆いかぶさって、メンフィスは白い項に口付ける。
自分と同じ香油を使っても、白い肌から立ち上る香りは艶を纏って甘くなる。
両手を胸に回し、柔らかな双円の感触を楽しみながら、男は暫くそのままじっとしていた。
「・・・う・・・・・」
キャロルが呻いた。
「気付いたか・・・気絶するほど好かったか?」
「・・・・・!・・・」
「では今度は私の番だ。」
そのまま後ろから尻を掴み、いきり立った自分自身をゆっくり挿れて行く。
「は・・・あああ・・・ああ・・・」
濡れた花園は暖かく、泉は蕩けて熱い楔を受け入れる。
あちこち探ってみて、一番気持ちの好い場所を探す。
ゆっくり大きく抜き差しすると、キャロルが無意識に尻を振る。この白い肢体はこんなにも深く私を受け入れるというのに。
「あ・・・ああ・・・あ・・・ああ・・・くうんっ・・・うう・・・」
「申せ、愛していると。」
「いや・・・よ・・・あ・・・あ・・・いや・・・」
「申せ・・・」
「いや・・・いや・・・」
「愛してはおらぬのか?」
「あ・・・あ・・・それ・・・は・・・それ・・・は・・・」
根元まで突き込んで大きくかき回すと、泉はメンフィスの楔に信じられないほどの快感を与える。
「・・・・・くっ・・・これは・・・思ったより早く達きそうだ。やはりお前は素晴らしい。」
「・・・・・・・・っ」
青い瞳から涙が流れた。静かに泣きながら、メンフィスが自分を弄るのを待っている。
「どうした・・・・?何故泣く?」
「・・・きっと薬のせいよ・・・何も無いわ・・・」
褥に顔を埋め、高く掲げた尻を男の物で貫かれながら、先刻までの嬌声が嘘のようだ。
メンフィスの口付けを、肩に、背に受けながら、キャロルはじっとしていた。
「どうした?私の言葉が気に入らぬのか?」
「何時まで私を抱くの?・・・飽きるまででしょう?・・・だったら早く捨ててくれるほうが良い。
どうせ貴方の興味は私の身体だけなのだから・・・それなのに愛しているだなんて嘘よ・・・信じない・・・言えないわ・・・」
身体は熱いのに頭が冷めている。振り返らせ、覗き込んだ青い瞳は諦めの色を湛えている。
「・・・・・!!」
肩を掴んで引き起こし、強引に自分の上に乗せる。無理やりに顎を捉え、唇を奪いながら片手で膝を開かせ、飛び出した宝珠を遠慮なく擦り上げる。
「・・・!!っ・っ!!」
苦しさのあまり頭を振って逃れようとするのを鋼のような腕で押さえつける。唇を離し、乳房を揉みあげる。
「あああ――っ!いやっ・いやあっ・放してぇっ・いやっ、いやっ・あああっ・ひいい――っ!!」
がむしゃらに突き上げ、跳ね上がった白い身体を貫く。自分の重みでキャロルの泉が、メンフィスの物を根元まで飲み込む。
「あああっ・ひいっ・ひいっく・ああああ!!あうう・あうっ・ああうっ・あああ・あああぁぁあ―――っ!!」
背を反らし、、胸を突き出し、仰け反った唇から絶叫を、欲望に霞んだ瞳から随喜の涙を流して、白い肢体が乱れ狂う。
だが急に抜かれた。
勢いで褥へ転げ落ち、唇を戦慄かせて喘ぐ。
「ひ・・・ひど・・・」
「酷い?どちらがだ?これだけ私の物を咥えてよがっておきながら一言も愛していると言ってくれぬ・・・
どうすれば言ってくれる?私はどうすれば愛してもらえるのだ?」
秀麗な顔が歪んで、今にも泣き出しそうだ。
倒れたキャロルを仰向けにし、圧し掛かり、何の躊躇いも無く一気に白い体を貫く。
「あ・・・ぐうう・・・っ・・・」
キャロルが呻いて捻じ込まれた物を受け入れる。先刻より大きいような気がする。
中途半端に放りだされて行き場を失った欲望が燃え上がる。
あああぁぁあっ・・・あああっ・いいっ」
「申せキャロル。申せ、」
「あ・・・ああ・・・ああ・あい・・・あっ・いいっ・いいいっ・いいいっ!!」
「申せ・嘘でも良い」
「あいっ・あああっ・いやあっ・いやああああっ・も・だ・・・っ」
ずるリと音を立てて抜かれた。
「ああぁぁぁあああ―――――!!いやあぁっ!!いやあぁぁ――――っ!!」
「お願いだ、嘘でも良い・・・言ってくれ・・・言ってくれ、キャロル・・・・・!!」
再度の衝撃。
突き込まれた灼熱の塊が、最後の抵抗を吹き飛ばした。
二度と放さないように褐色の背にしがみ付き、白い足を逞しい腰に絡めて尻を振る。
男も手加減など忘れて、ひたすら白い体を穿つ。
「ああああっ!!・も・だめ・だめっ・とけるっ・とけるっ・とけるぅぅっ」
「キャロル・・・溶けてしまえ・・・私と一緒に・・・いっそ・・・ひとつに・・・・っ!」
「あああっ!!あっ・ああっ!!いっ・いくっ・いくっ・いくっ・・・いくぅっ・・・――――――――!!」
「キャロル・・・・・・・・・・ああっ・・・・・くっ・・・・・っ!!」
激情のままに駆け上り、男は戦慄く白い肢体に欲望を注ぎ込んだ。
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