LW10のプレリリース体験版を遅まきながらインストールしてみました。
噂のCOREが体験できるのかと思っていましたが、、どうやらプレリリース版と
いうことで、まだ実装の公開には至っていないようでした。
けれどレイアウトのビューをVPRレンダリングに切り替えたときは「おぉ!」って
思いました。これは以前からmodoにも搭載されているような機能なので、あまり
目新しいものではなかったりしますが、数年ぶりのLWアップデートということで
なんだか妙な感動を覚えてしまいました笑。
そうそう、以前のVPRと違いノードも考慮して描画されるところが結構嬉しいところ
ですが。他所様のサイトを見る限り、標準のノード以外のプラグインノードはほとんど
エラーになるみたいです。触ったところ、VPR以外の実装はほとんどLW9と変わら
ないので、おそらくLW9のプラグインはほとんど動作するかと思いますが、VPR
だけはCORE向けの実装になっているので以前のプラグインでは動作しない、
といったところでしょうか。
それとLW10の新機能一覧を見る限り、他にはBulletの搭載やビュー上でのゲーム
モード等があるようですが、これらの実装については確認できませんでした。
ただ、ゲームモードについてはLWレイアウトのGraph Editor項目の下に
"Virtual Studio"という新しい項目が搭載されていて、Preferencesオプション
パネルにも新しくNavというタブが追加されていました。
自分のUSBパッドではLWにデバイス認識されず、動作を確認できなかったので
今ひとつ分からない感じに終わりましたが、項目を見る限りだと、Navタブから
ゲームモードに使用するデバイスを選択し、Virtual Studioでプレイヤーと
なるキャラを設定するといった感じになるのかなと思いました。
おそらくBlenderのゲームモードと同じような機能になるのかと思いますが、
これもなんだかんだで面白そうな機能だなと思いました。実装が楽しみです。
さらに、あまり他のサイトでも紹介されていない新機能を発見しました。モデラーの
Display OptionsパネルのViewportタブ内での半透明描画処理の指定項目に
"Alpha Clip"というのが追加されていました。選択してみてもSort By Objectと
同じ動作だったので、まだ未実装なんだと思いますが。。
これってもしや…DirectXでいうところのアルファテスト+Zバッファ描画なのかなと、
何気にすごく期待しています。今までLWモデラーではZソート描画でしか半透明
ポリゴンを描画できなかったので、個人的に一番嬉しい機能だったりします。
他にはGeneral Optionパネルにも少し新しい項目がついてましたが、
自分で調べる限り新機能はこれで全部でした。公式サイトで公開されている
推奨スペックを見る限り、自分のへっぽこPCだとまともに動かないかなぁなんて
思って触り始めましたが、なんとLW9と全く同じ軽快さでした笑。LWCOREだと
重くなるから、モデラー、レイアウトも残すということなんでしょうね、きっと。
2月中にはCOREリリース予定だそうですが、待ち遠しいです。
たけなか 2011.02.01-01:13 Edit
それと、現在は影ながらLWのフォーマットについて勉強中。
LWOのフォーマットについては大体理解できてきましたが、マニュアルを見ても
ノードやシェーダチャンク部分の記述方法については全くといっていいほど
載っていないし、ネットで調べてもほとんど見つからない。。
まあ、勉強しているのは自分のプログラムにLWファイルを直接読み込めると
都合がいいからなので、ノードやシェーダチャンク部分は読み込みスキップ
するように実装すればいいのですが。その部分の仕様自体が謎なのでスキップ
処理もきちんと実装できるかどうか、自身がなかったりします;