今日は後期末試験だった。
三時間目と五時間目の間、授業が入ってなくて時間を持て余した僕は空いてる教室で、次の試験の勉強をしていた。
集中して復習をしていたら、
「あの、すいません……」
と声をかけられる。
視線を上げる。女性だった。どうやら僕と同じ学生らしい。
その巻き毛が印象的なお嬢さんは、明日試験のある教科の名前を口にした。
「授業、取ってましたよね?」
取っていた。そういわれると、僕は確かにこの巻き毛のお嬢さんを同じ教室で、何度か見たような気もする。
「良かったら、ノートをコピーさせて欲しいのですけど」
巻き毛のお嬢さんは恥ずかしそうに顔を俯かせながら、そう話した。
「いいけど、お礼にセックスさせてね」
僕のその言葉に、彼女は頬を赤く染めながら、
「べ、別にいいですけど、初めてなので、優しくしてくださいね……」
といった。
そして僕らはその場でセックスした。
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